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2010年10月20日 (水)

データ改ざん、最高検の捜査に疑問の声(20日)

大阪地検特捜部のデータ改ざん事件は、当時の部長らが21日、犯人隠避の罪で起訴される見通しです。しかし、地検には一連の改ざんや隠ぺいを知りながら、刑事処分の対象となっていない検事もいて、最高検の捜査には疑問の声も出ています。

 先月、大阪市内の交差点でたばこを吸う男性。データ改ざん事件で起訴された、前田恒彦被告の後輩検事です。

 この検事は早い段階から改ざんの事実を知りながら、黙殺したとされています。最高検の調べによりますと去年7月、後輩検事は前田被告からこう打ち明けられたといいます。

 「おれ、実はあれ(証拠品のデータ)書き換えたんだ」(前田恒彦被告)
 「まじっすか?」(後輩検事)

 前田被告は、その場でデータの書き換え方法まで披露したといいます。しかし、その事実を地検内部で明らかにしたのは、半年後の今年1月末。告げられたのは、女性検事でした。

 「すぐに公表すべきです。公表しなければ、私は検事を辞職します」(女性検事)

 しかし、元副部長・佐賀容疑者の業務日誌には、その2日後、後輩検事がフロッピーを回収して調査することはやめようと意見したと記されています。

 「フロッピーの提出要請を検討。しかし、公判スタート前に当庁から証拠物の還付に疑念を抱かせる動きはマイナスと考え差し控えた。後輩検事においても同様の意見であった」(佐賀容疑者の業務日誌)

 しかし、最高検の調べで後輩検事は「前部長らが改ざんの隠ぺいを図った」と話し、最高検もこの証言を重視しています。改ざんを知りながら、半年間も黙っていたとされる人物の証言。疑問視する声もあります。

 「少しでも自分の罪を軽くしよう、できたら罪を免れようと、上司の側に責任を押し付ける可能性も十分あるので、相当(供述は)疑ってかからないといけないと思う」(元東京地検特捜部検事 郷原信郎弁護士)

 なぜ黙っていたのか。後輩検事を直接取材しました。

 「(Q.犯人隠避になるとは思わなかったですか)何にも言えません」(後輩検事)

 その後、大阪地検の次席検事を通じて再度取材を依頼しましたが、「応じられない」として拒否しています。(20日18:05)

Logo1_3 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4555516.html

 

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