« ビンラーディン容疑者、家屋で「快適な」生活(19日) | トップページ | 1歳女児遺体、別居の父が押し入れ放置の疑い(19日) »

2010年10月19日 (火)

65歳以上の安否確認、立ち入りも…初条例化へ(19日)

全国で相次いで発覚した高齢者の所在不明問題を受け、大阪府池田市は18日、65歳以上の安否確認調査を毎年実施する条例を制定する方針を明らかにした。

 同居人が調査を拒否しても、市職員が立ち入り調査できる条項を設けるのが特徴で、安否確認の条例化は全国初という。

 条例の素案などによると、介護保険や後期高齢者保険などを1年間利用していない65歳以上の高齢者を、市が毎年名簿化して、民生委員と市社会福祉協議会に提供。年2回程度、高齢者宅を訪問してもらうなどし、安否確認する。対象者は約6500人になるという。

 高齢者宅で異臭がしたり、同居人が拒否したりするなど、緊急性や不審な点がある場合には、民生委員や社協から連絡を受けた市が、職員を派遣して強制的に立ち入り調査できるようにする。

 名簿の提供は、非常勤特別職の地方公務員である民生委員に対しては現状でもできるが、市社協のボランティアへの提供は、個人情報保護条例に触れる恐れがある。しかし、条例化に伴い、安否確認は市からの委託事業と位置づけ、契約に守秘義務規定を盛り込むことで可能にするという。

 池田市では従来、民生委員の高齢者の見回り対象は75歳以上の希望者のみで、約10%しか希望していない。また8月の調査では90歳以上のうち、4人の安否を把握できていなかったことが明らかになり、市は「日頃から高齢者の安否確認が十分にできていなかった。条例化して態勢を強化する必要がある」と判断。市民から意見を募集したうえで、条例案を12月議会に提案し、来年1月1日から施行する方針。

 総務省住民制度課は「このような条例はないのではないか」とし、厚生労働省事業管理課は「条例による安否確認はありがたい。立ち入りの根拠があることで、より踏み込んだ調査もできるだろう」としている。

 

« ビンラーディン容疑者、家屋で「快適な」生活(19日) | トップページ | 1歳女児遺体、別居の父が押し入れ放置の疑い(19日) »

一般ニュース(季節、話題、政治)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 65歳以上の安否確認、立ち入りも…初条例化へ(19日):

« ビンラーディン容疑者、家屋で「快適な」生活(19日) | トップページ | 1歳女児遺体、別居の父が押し入れ放置の疑い(19日) »