3Dで事故再現 千葉県警とHOYAがシステム開発(9日)
交通事故の状況を3Dで立体的に再現するシミュレーションシステムを、千葉県警が大手精密機器メーカーのHOYAと共同開発した。事故当事者の刑事責任や過失度合いの立証のほか、裁判員裁判にも役立つと期待されている。
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記事本文の続き 県警によると、システムは、車の速度や目撃者の証言内容などを入力することで、運転席などさまざまな目線から事故時の様子を再現。加害者や被害者の死角の範囲や、位置関係などの確認も容易になる。
運用は38の都道府県警のコンピューターでも可能で、今後は全国的な普及を目指したい考えだ。
裁判員裁判では、危険運転致死罪や、車が凶器に使われた殺人罪などが対象となる。千葉県警交通捜査課の萩原喜也課長代理は「視覚に訴えることで、実体感を持ってもらえる。将来的には、飛行機や鉄道などの事故捜査にも活用したい」と話している。
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