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2010年10月31日 (日)

国際テロ情報のネット流出 国際的信用失墜も(31日)

インターネット上に掲載された文書は、「情報のプロ」である警視庁公安部から流出したものだったのか。情報機関としての側面を持つ外事警察。国際テロリストの動向など秘匿性が高い情報流出が確認されれば、深刻な事態に発展することになる。

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記事本文の続き 公安部外事3課は、テロ対策の最前線として、国際テロリストの動向監視や情報収集を任務としている。テロ組織内に「協力者」を養成して運営するなど、警察内部でも極めて高い「保秘」が徹底されるべき部署の一つだ。

 警視庁では、公用のパソコンは外部接続していないうえ、パスワードなどで二重三重の情報管理をしていた。より秘匿性の高いものについては暗号化処理するなどの対策を取っていた。このため、文書が警察内部のものであるならば、外部記憶媒体に移した後に私用のパソコンを通じて流出した可能性が高い。

 掲載された文書量は少なくないといい、警察外部の個人情報も含まれていた。すでに複数のサイト上に転載され、流出は拡大しているという。警視庁は内部文書の確認が取れないため削除していないが、拡散が続けばウェブ上から完全消去することは不可能に近い。

 外事警察OBは「本当に警察の内部文書であるならば、海外の情報機関からの信用はがた落ちになる。APECを目前に控え、各国が情報提供を拒むようになれば、開催国として面目もなく、国益への影響は低くはない」と指摘する。

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