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2010年9月29日 (水)

特捜証拠改ざん:始末書だけで処理 前部長の判断に批判(29日)

郵便不正事件に絡む証拠改ざん事件で、大阪地検特捜部の大坪弘道前特捜部長(現京都地検次席検事)が今年2月、証拠品のフロッピーディスク(FD)のデータを書き換えたとして証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)に「データ変更は過失だった」という始末書を作らせ、提出させていたことが分かった。証拠品のデータ変更は過失であっても重大なミス。始末書を提出させるだけで済ませた大坪前部長の判断に、検察関係者から疑問の声が出ている。

 前田検事が1月末、同僚検事に「FDのデータを変えた」と伝え、翌月初め、佐賀元明前特捜部副部長(現神戸地検特別刑事部長)が本人から事実確認した。前田検事は「誤って書き換えた」と釈明。始末書は「データを別媒体に移したつもりが、FD本体のデータが変わった」など、事実の検証ではなく、前田検事の言い訳に終始していたという。しかし大坪前部長はこの弁明を「過失」としてそのまま受け入れ、FDを調べるなどの調査をせず始末書の提出だけで事実上、幕引きをしていた。

 ある検察関係者は「証拠品をいじるなんて、過失かどうかは別にそれだけでダメ。話にならない行為で想定外の話」と指摘し、重い処分対象との見方を示した。この件では、公判部担当検事が「意図的なデータ改ざんであり、公表すべきだ」と訴えたが、大坪前部長は「根拠のない話」として問題にしなかったことが分かっている。

Logo_mainichi_s1_2 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100929k0000e040062000c.html

 

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