大相撲野球賭博 再逮捕で捜査いよいよ“本丸”(22日)
大相撲の野球賭博問題の発端となった元琴光喜関(34)らに対する一連の恐喝事件は、1億円の恐喝未遂容疑で古市満朝容疑者(38)らを再逮捕したことで節目を迎えた。警視庁の捜査は今後、力士らによる賭博容疑、暴力団とみられる胴元の賭博開帳図利容疑など、野球賭博そのものにシフトする。
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記事本文の続き 当初、来月12日から開催される秋場所前の実態解明を目指していたが、裏付け捜査や立件対象の絞り込みが難航しており、捜査は長期化も予想される。
警視庁は7月7日以降、相撲部屋への一斉捜索を行い、力士の携帯電話などを押収。メールの解析などを行い、力士らの供述と突き合わせる作業を進めている。しかし、警視庁の任意の事情聴取に対し、同じ頻度や額で賭博を行っていたと供述している力士の間でも、携帯履歴や銀行口座の出入金といった物証の有無が異なるため「立件対象者をどこで線引きするかの見極めが難しい」(捜査関係者)という。
一方、警視庁は元力士(35)ら仲介役を「胴元側」と位置づけ、賭博開帳図利容疑で捜査するとともに、賭博を取り仕切っていた胴元の特定を急いでいる。
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