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2010年8月 5日 (木)

「死亡」の男逮捕…15年前に失踪宣告(5日)

家庭裁判所で

失踪

(

しっそう

)

宣告を受け、民法上は1995年に死亡したとみなされていた男が7月16日、花屋に盗み目的で侵入したとして、警視庁立川署に建造物侵入容疑で現行犯逮捕されていたことがわかった。

 男は家族と連絡を絶ち、東京都や埼玉、千葉両県などのカプセルホテルやサウナを転々としながら、事務所荒らしを繰り返していたと供述しているという。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは、無職宗方正治容疑者(63)。宗方容疑者は7月16日午後11時15分頃、国立市中1の花屋に窓ガラスを割って侵入した疑い。花屋から現金約20万円を盗んでいたことも判明し、同署は窃盗容疑でも追送検した。

 同署が宗方容疑者の身元を調べたところ、鹿児島県にいる家族の申し立てで、鹿児島家裁が昨年1月に失踪宣告し、95年に死亡したとみなされていたことが判明した。失踪宣告にあたっては生死不明の期間が7年間必要で、宗方容疑者が実際に失踪したのは88年頃とみられている。

 宗方容疑者は同署の調べに対し、2000年以降だけで約200件の事務所荒らしを繰り返していたと供述、「家族には迷惑をかけてきた」と話しているという。宗方容疑者の弁護士が近く失踪宣告の取り消しを申請することになるという。

 ◆失踪宣告=行方不明者の生死が分からない状態が長期間続くと、婚姻・相続関係などで問題が生じるため、家族らの請求を受けて家裁が失踪を宣告することで、本人が死亡したとみなす制度。通常は、7年以上の失踪期間をおいて行う。その後、生存が判明した場合、本人や家族らの届け出により宣告が取り消され、戸籍も復活する。

 

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