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2010年8月10日 (火)

詐欺容疑:養父の保険金960万詐取、養子縁組の夫婦逮捕(10日)

東京都奥多摩町で07年2月、埼玉県坂戸市泉町の大沢菊夫さん(当時61歳)が林道から沢に転落して死亡する事故があり、警視庁捜査1課は10日、大沢さんを養父とする養子縁組を結び生命保険金約960万円をだまし取ったとして、住所不定の元暴力団幹部、阿久津好男(68)と妻タツ子(58)の両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。捜査1課によると、阿久津容疑者は「詐欺は納得できない」、タツ子容疑者は「保険会社をだましていない」と供述し、いずれも容疑を否認しているという。捜査1課は大沢さんが死亡した経緯についても両容疑者を追及する。

 逮捕容疑は、大沢さんが事故死したようにみせかける虚偽の事故報告書を作成。07年3月30日に大沢さんに掛けていた生命保険の保険金約960万円を詐取したとしている。捜査1課は大沢さんは自殺した可能性が高いとみており、両容疑者が自殺を唆した可能性があるとみている。

 捜査関係者によると、阿久津容疑者らは、大沢さんが07年2月21日午後2時40分ごろ、奥多摩町の鋸山林道で車椅子に乗った知人と一緒にいたところ、知人がブレーキを放してしまったために坂道を走り出した車椅子と衝突し約30メートルの沢に転落した説明。大沢さんは頭を強く打ち4日後の同月25日に死亡した。その後、受取人となっていたタツ子容疑者に約960万円の生命保険が支払われたという。

 大沢さんは事故の数年前までバス会社に勤務していたが、その後路上生活をしていた。04年ごろに阿久津容疑者と知り合い、埼玉県坂戸市で一緒に暮らしていたという。大沢さんは同11月に知人女性と結婚。その後、05年4月にタツ子容疑者が大沢さん夫妻の養女という形で養子縁組を結んだという。【神澤龍二、山本太一、内橋寿明】

 ◇「転落事故はおかしい」

 大沢さんが死亡した現場は、JR青梅線奥多摩駅の南約1.5キロの林道で、高さ約80センチのガードレールの下は切り立ったがけだ。がけ下には大きな岩が点在し、岩の間をぬうように流れる沢がある。

 近くで働く土木作業員の男性(58)は「ガードレールがあるので転落事故はおかしいと思っていた。最近、警察が来たので事件なのかなと思った」と話した。近所に住む男性(72)によると、大沢さんは現場近くの残土処理場でトラックからこぼれた砂を掃除する仕事をしていたという。

Logo_mainichi_s1_2 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100810k0000e040048000c.html

 

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