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2010年8月26日 (木)

生活保護費ピンハネ 弱者狙う貧困ビジネス(26日)

■詐欺容疑で「囲い屋」逮捕

 知人を路上生活者に仕立て、生活保護費約40万円をだまし取ったとして、大阪府警は25日、詐欺容疑で不動産会社「家のはしら」社長、金太烈容疑者(57)=大阪市天王寺区=と知人のアルバイト店員、柳沢信一(62)=兵庫県西宮市=の両容疑者を逮捕した。「家のはしら」は路上で声を掛けた生活困窮者に生活保護を申請させ、家賃などの名目で保護費をピンハネする貧困ビジネスの一種、「囲い屋」とみられ、府警は実態解明を目指す。

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記事本文の続き 逮捕容疑は、昨年9月上旬、大阪市淀川区の「家のはしら」管理のマンションに住み、1000万円前後の資産がある柳沢容疑者に生活困窮者を装わせ、大阪市浪速区保健福祉センターにうその生活保護開始申請書などを提出。9月中旬、大阪市から支給された敷金や生活扶助費など計約40万円をだまし取った疑い。

 ■「100人以上助けた」

 今月2日、取材を受けた金容疑者との一問一答は次の通り。

 --大阪市が詐欺容疑で刑事告訴した

 「100人以上を助けてきたが『なんで助けた』と言わんばかりだ。体の悪い人もいるのに、ほっとけと言うのか」

 --貧困ビジネスとの指摘もある

 「路上などで寝るしかなかった貧しい人を助けるためだ。ほかの不動産会社もやっている」

 --もうけはあるのか

 「家賃滞納も多く全然もうけにはならない」

 --始めた経緯は

 「当初は不動産仲介業者が生活困窮者を連れてきた。仲介手数料が高いので今は自分たちで入居者を集めている」

 --待遇に不満を抱く入居者もいるようだ

 「拾ってもらっておいてそれを…失礼ですけど、こじきじゃないですか。大部分の人は感謝している」

 ■40万円支給…残ったのはわずか3万円

 日の当たらない暗く狭い部屋、わずかな家具は不良品…。知人をホームレスに偽装して福祉を食い物にしていた疑いが浮上した不動産会社「家のはしら」。囲い込んだ生活保護受給者が暮らすアパートは、弱者からむしり取る「貧困ビジネス」の実態を示していた。

 大阪市東住吉区の物件に入居する無職男性(58)は「適当なことを言ってだまし、食い物にした」と憤る。

 男性は3月、知人から金容疑者を紹介され、市内の区役所で生活保護を申請。書類は金容疑者が整えていた。男性は家賃を、支給上限の約2万5000円で見積もった。だが、4月に入居した部屋は日当たりの悪い7畳のワンルーム。実際の家賃は2万8000円だったが、4万2000円といわれた。さらに共益費と水道代7000円を上乗せされ、4万9000円を徴収されていた。市のケースワーカーは「高すぎる」と驚いたという。家具、食器類は、使い古しのテーブルと保温機能が壊れた炊飯器だけ。「不良品ばかりで全部合わせても1万円ぐらい」だった。

 入居敷金なども含め、大阪市からは合計約40万円を支給された。「家のはしら」が理由を付けてはピンハネし、最後に手元に残ったのはわずか3万円だった。

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