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2010年8月 9日 (月)

家族承認だけで初の脳死判定(9日)

関東地方の病院で治療を受けていた20代の男性が、臓器の提供について本人の意思がわからないまま家族の承諾だけで脳死の判定が行われ、9日昼前に脳死と診断されました。臓器提供のため本人の意思がわからないまま脳死の判定が行われたのは、先月17日の改正臓器移植法の施行後、初めてです。

関係者によりますと、この20代の男性は関東地方の病院で治療を受けていたということで、検査で脳死の疑いがあると診断されました。連絡を受けた日本臓器移植ネットワークのコーディネーターが、健康保険証の記入欄を調べたり、家族からの聞き取りを行ったりして本人に脳死の判定や臓器の提供を拒否する意思がなかったことを確認しました。そして、家族の承諾で脳死判定が行われた結果、男性は9日午前11時55分、脳死と判定され、死亡が告げられたということです。

 現在、日本臓器移植ネットワークが関係機関と連絡を取って脳死からの臓器移植の実施に向けた準備を進めています。本人の意思がわからないまま脳死の判定が行われたのは、先月17日の改正臓器移植法の施行後、今回が初めてです。

 日本臓器移植ネットワークは、このあと午後5時半から厚生労働省で記者会見をして状況について説明することにしています。改正臓器移植法では、本人が拒否の意思を示していなければ、家族の承諾で脳死判定や臓器の提供ができるようになりました。脳死判定を行うかどうかを決める前に、日本臓器移植ネットワークのコーディネーターが▽家族に聞き取りをしたり、▽臓器提供の意思表示カードや健康保険証の記入欄、それにネットワークのホームページ上の登録などを調べたりして本人に拒否の意思がなかったか確かめることになっています。

 拒否の意思表示は子どもでも認められます。一方、障害などで意思表示の難しい人では年齢にかかわらず、脳死判定や臓器の提供は行われません。臓器の提供を承諾できる家族の範囲は、原則として夫婦、親子、祖父母と孫、それに同居する親族とされ、家族の承諾が得られた場合は、書面による本人の意思表示がある場合と同じ手続きで脳死判定や臓器提供が行われます。

 

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