« 自宅に放置の2歳児、脱水で重症 保護責任者遺棄容疑で母親を逮捕(26日) | トップページ | 家宅捜索直前、容疑の男が自殺図り死亡(26日) »

2010年7月26日 (月)

ヘリ墜落、直前に急降下…事故調が現地調査開始(26日)

埼玉県秩父市内の山中で25日、県防災ヘリコプターが墜落し、乗員5人が死亡した事故で、防災ヘリが墜落直前に50センチほど急降下した後、異常音を発してバランスを崩していたことが、生存者2人の証言で分かった。

 県や国土交通省の事故調査委員会はこの証言に注目し、26日午前から現地調査を開始。県警も当時の状況について2人から事情を聞き始めた。

 県防災航空隊員の太田栄さん(36)と、秩父消防本部隊員の木村準さん(38)が県などに対して証言した。

 県の発表によると、防災ヘリは墜落した谷の上空約30メートルでホバリング。エンジンに異常がないことを確認した後、2人はワイヤロープを使って一緒に降下した。地面から約1メートルに近づいたところで突然、50センチほど下がり、そのまま地上に転倒。「今までに聞いたことのない、ばたつくような音」を聞き、ロープと体をつなぐフックを外した。

 上空ではヘリが機首を斜めに下げ、谷の斜面に落ちようとしていた。墜落後、ヘリの2つのエンジンからは煙や火が出ていたという。当時、現場は晴れて風も弱く、天候悪化の気配もなかった。周辺には樹木が生えておらず、2人も「樹木が当たったかどうかは気づかなかった」と答えたという。

 太田さんは昨年4月、蕨市消防本部から防災航空隊に派遣された。木村さんも今年3月末まで3年間、県防災航空隊に出向しており、上空からの救助活動のエキスパートで、県などは防災ヘリの搭乗経験の多い2人の証言を重視し、調査を進める。

 一方、現地に入った国交省事故調査委員3人は秩父警察署で県警側と打ち合わせをした後、26日午前10時過ぎ、県警のヘリで現場に、上空から現場を調査した。委員の1人は報道陣に「事故が起きれば現場には痕跡が残る。まず、機体がどこに接触したのかなどを調べることになる」と話した。

 

« 自宅に放置の2歳児、脱水で重症 保護責任者遺棄容疑で母親を逮捕(26日) | トップページ | 家宅捜索直前、容疑の男が自殺図り死亡(26日) »

航空機・船(海難)・鉄道関連ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/514231/48979795

この記事へのトラックバック一覧です: ヘリ墜落、直前に急降下…事故調が現地調査開始(26日):

« 自宅に放置の2歳児、脱水で重症 保護責任者遺棄容疑で母親を逮捕(26日) | トップページ | 家宅捜索直前、容疑の男が自殺図り死亡(26日) »