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2010年7月10日 (土)

スパイ交換:米露、関係悪化を回避…スピード決着(10日)

【モスクワ大前仁】米国、ロシアの両政府は9日、米国で先月末に訴追されたロシアのスパイ10人と、ロシア国内で収監されてきた4人の「米国側ロシア人スパイ」の身柄をウィーンで交換し、事件は表面化して10日余りでスピード決着した。ロシア政府は当初スパイ行為を否定していたが、オバマ米政権との間で進める関係改善への影響を最小限にとどめた格好だ。

 ロシア大統領府は9日未明、国家反逆罪で収監していた科学者イーゴリ・スチャーギン氏ら4人のロシア人服役囚への恩赦を発表した。両国政府は8日に「スパイ交換」で合意していた。

 ロシア外務省は9日の声明で、訴追された10人について「国家から(スパイ行為を)指示され任務を全うした」と言及した。事件の発覚当初は「彼らは米国の権益に反する行為に関与していない」と反発していたが、前言を覆して、情報活動の指示を認めた。

 ロシア政府は身柄交換について「露米関係の改善と、戦略的協力関係に関する高いレベルの合意を背景に実現した」(外務省)と説明する。メドベージェフ大統領が先月、米国を公式訪問し、経済関係の拡大で合意した直後だけに、その機運を崩したくなかった事情をにじませている。

 ロシアのクレメニュク・米国カナダ研究所副所長は、スパイ騒動が長期化した場合、米露が今年4月に調印した新戦略兵器削減条約(新START)の批准に影響を及ぼす可能性もあったと指摘。「両国の大統領が(直接に)指示を出したことから、早期解決につながった」と分析した。

 米国から国外退去処分を受けた10人は、米国内で投資会社役員や新聞記者などを務めながら、オバマ政権の核不拡散政策やホワイトハウス周辺の醜聞を集めていたとも言われる。露ジャーナリストのゴルツ氏は、英字紙モスコー・タイムズの中で「米露関係を扱う特派員が課される程度の任務だった」と指摘し、10人が機密度の高い情報収集に成功していなかったとの見方を示した。

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