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2010年7月24日 (土)

浮かぶ金総書記の拉致指令 金元工作員が証(24日)

 23日に帰国した金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員(48)は、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の両親らに北朝鮮でのめぐみさんの生活ぶりを伝え、拉致被害者家族に勇気を与えた。一方で金正日総書記がいかに拉致を指示し、被害者を教官役に仕立てていったかの断片も証言。今回の面会は北朝鮮が覆い隠そうとしてきた卑劣なテロ・拉致指令の一端をあぶり出した。(桜井紀雄) 

 「金正日(総書記)の指示があったと教官から聞いた」。金元工作員は22日に面会した拉致被害者家族らにそう証言した。指示とは、金総書記が1976(昭和51)年に下した工作員を潜入地の現地人に同化させる「指導核心工作員」養成指令だ。

 「私と(同僚の女工作員)金淑姫(スクヒ)が日本化教育を受けた」とも言及。指令に基づく第一期生として、金元工作員は昭和53年に拉致された田口八重子さん=拉致当時(22)=に、「淑姫」は52年に拉致されためぐみさんに日本語教育を受けることになるが、今回の面会は、拉致の発端の指令について被害者家族の目前で改めて証言したことになる。

 「もう1人いた女の同期生は中国人化、男3人が東南アジア化教育を受けた」とも。東南アジアでも拉致被害者が確認されているが、拉致事件が金総書記の指令をもとに当初から世界的広がりを持っていたことが分かる。「複数の日本人夫婦がいて男の工作員が日本語を学んでいたと聞いた」とも語ったが、規模については「(工作機関は組織が)縦割りで分からない」。「当初は拉致して工作員として使う計画だったが、外国人は信用できないと方針が変わり、私たちの教官になったと聞いた」とも証言した。

 北朝鮮が死亡としている被害者については「体制のために死亡とすることがある」と述べ、「体制の秘密にかかわれば、死んだことにされる。ある日『やっぱり生きていました』ということは十分あり得る。みんな戻ってくる。希望を持って」と繰り返し、家族を勇気づけた。

 北朝鮮に対して「彼らも人間で弱点はある。日本政府が戦略的にやる必要がある」との見方を示した。

 北朝鮮大韓航空機爆破事件でっち上げとし、金元工作員のことを「ニセ者」と主張し続けている。だが、今回の面会は工作員養成の過程で金元工作員や「淑姫」とめぐみさん、田口さんに強い結び付きがあったことを証明し、改めて北朝鮮の主張の矛盾を突き付けた。 家族に対して金元工作員はこうも強調したという。「うそを暴けばいいんです。秘密を秘密でなくしてしまえば被害者が帰ってこられる」

Msn_s1 http://sankei.jp.msn.com/world/korea/100723/kor1007232322010-n2.htm

 

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