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2010年7月 6日 (火)

大相撲:NHKぎりぎりの決断…中継中止(6日)

大相撲名古屋場所の中継を巡って、NHK内部の議論は決定直前まで揺れた。

 野球賭博問題発覚直後、福地茂雄会長は放送の是非を検討するよう指示を出した。08年1月の会長就任後、角界の不祥事は「4度目」。だが今回は視聴者からの意見がけた違いに多く、「中継をやめろ」という声が大半を占めた。6月23日、日向英実放送総局長、スポーツ担当の今井環理事は定例会見で「中止も含め検討」「このままいくと放送できない」などと発言。暴力団幹部が土俵下の維持員席に座る映像が悪用された問題にも不快感を示した。中止に向けた地ならしが一気に進むかにみえたが、翌日以降は一転し、慎重姿勢に終始した。

 ブレーキをかけたのは福地会長。中継をやめた場合のリスクや行った場合のメリットなども検討するよう改めて指示し、日本相撲協会の処分や改革案に対する世論の動向を探らせた。7月1日の会見で「現時点ではまったく白紙。判断は相撲協会理事会の結論を聞いて6日以降に出す」と述べ、日向総局長らの発言が与えた予断を、打ち消しにかかった。

 5日夜には「NHKスペシャル 大相撲は変われるのか」を放送。武蔵川理事長、村山弘義理事長代行から、改革への意気込みなどを語らせた。

 6日、NHKを訪問した村山代行らに、NHK側は理事長代行の任期などについて説明を求めた。散会後、会長以下12人が集まって会議を開いた。相撲協会が新設する改革委員会のメンバーすら決まっていないことや、村山氏が代行を務めるのは名古屋場所限りであることなどを重視。視聴者の意見の大半が中継反対であることも踏まえ、福地会長が「中継せず」の決断を下した。列席した理事から異論は出なかった。

 視聴者からの圧倒的な反対意見を前に、日向総局長は「視聴者には、我々自身が納得できる説明をしたい」と語った。【岩崎信道】

Logo_mainichi_s1_4 http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100707k0000m040093000c.html

 

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