事務所で弁護士刺され死亡、30歳位の男逃走(3日)
2日午後2時40分頃、横浜市中区太田町のオフィスビル9階の横浜みらい法律事務所の女性事務員から、「刃物を持った男が弁護士とトラブルになっている」と110番があった。
神奈川県警加賀町署員が駆けつけたところ、同事務所に所属する弁護士の前野義広さん(42)が胸を刺されて倒れていた。前野さんは病院に搬送されたが、同日午後4時過ぎに死亡した。同署は殺人事件として、逃げた男の行方を追っている。
発表では、事務員が外出から戻ると、前野さんと男が事務所内の仕切られたスペースで会っていた。物音がしたので事務員がのぞくと、2人が争っていたため、ビル隣のホテルから110番した。事務所で、凶器とみられるサバイバルナイフのような刃物が見つかった。男は30歳ぐらいで、身長約1メートル70の細身。白と黒のTシャツを重ね着しており、黒のリュックサックを背負い、手袋をしていた。男はビルの階段を駆け下り、北東方向へ走って逃げたという目撃証言もある。事務員は男と面識がなかった。
捜査関係者によると、前野さんは男に落ち着くよう説得していた。横浜弁護士会によると、男はこの日、約束なしに事務所を訪れていた。前野さんは、同会消費者問題対策委員で多重債務の整理などを手がけていた。
前野さんは三重県出身で中央大卒業後、2007年に同会に弁護士登録した。同事務所には、坂本堤弁護士一家殺害事件の際に救出を訴え続けた弁護士グループの事務局長を務める影山秀人さん(52)も所属しているが、前野さんが刺された時は事務所にいなかった。
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