舞鶴の１７歳水死、リーダー格の少年逮捕（２７日）

京都府舞鶴市の舞鶴西港で、同市の建設作業員、布川由一さん（１７）が海に突き落とされて水死した事件で、府警は２７日、新たに遊び仲間のリーダー格で、同市に住む建設作業員の少年（１９）を殺人容疑で逮捕した。逮捕は３人目。

発表では、リーダー格の少年は、建設作業員（１９）と運送業アルバイトの少年（１８）（いずれも殺人容疑で逮捕）と共謀。２０日午後６時５０分頃、舞鶴西港の桟橋で、布川さんの両足首をロープで縛ってタイヤホイール（重さ約１０キロ）を結びつけ、桟橋から突き落とし、水死させた疑い。

　当初は２人の犯行とみられていたが、その後の調べで、リーダー格の少年が殺害前、足をロープでくくった状態で布川さんを泳がせていたことが分かり、府警は、こうした行動がエスカレートし、殺人につながる危険性を少年が認識していたとみている。

　調べに対し、少年は「ロープでくくって泳がせる遊びを発案したのは自分。リーダーとしての責任はある」と供述しているという。

（2010年6月27日14時36分  読売新聞）http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=127&agent=11&partner=nifty&name=%C6%C9%C7%E4%BF%B7%CA%B9&lang=euc&prop=495&bypass=2&dispconfig=