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2010年6月11日 (金)

荒井国家戦略相、事務所経費に漫画やCD(11日)

 荒井聰国家戦略相(64)の政治団体「荒井さとし政治活動後援会」(解散)が、2002年からの約7年間、東京都内の知人宅を「主たる事務所」として総務省に届け出ていた問題で、民主党は10日、同後援会の事務所経費を含む支出について、過去3年分の領収書を公開した。

 この中には、漫画や衣類などを購入した際のレシートが含まれていた。記者会見した細野豪志幹事長代理は「架空、違法な支出はない」と改めて強調したが、荒井氏は同日夕に報道陣の取材に応じ、「少し反省しなければ」などと述べた。

 細野氏は会見で、同後援会が「主たる事務所」とした知人宅について、「連絡事務所」と重ねて主張した。

 だが、総務省によると、「主たる事務所」は「政治活動の中心となる場所」と定義されている。公開された領収書の中には、荒井氏が07年3月に北海道知事選に出馬するため衆院議員を辞職後、09年8月の衆院選に当選するまでの間、現在の政策秘書が東京・中野区の自宅で仕事をした人件費として、月額25万~35万円を支払ったとするものが含まれていた。この間の「主たる事務所」は事実上、知人宅ではなく、政策秘書宅だった可能性がある。

 細野氏は私的な支出を否定したが、数百枚あった領収書の中には、女性向けコミックや漫画雑誌が37冊は含まれていたほか、15万円のスーツ代、パチンコで流れる音楽を集めたCD、下着、治療費代もあった。

 このほか、荒井氏は辞職して議員会館の事務所を引き払った後も、江田五月参院議長の議員会館事務所内に、「東京事務所」の電話を置いていたことが領収書から判明。しかし、衆参の取り決めでは、「議員会館の事務所は議員1人に1室」と規定されている。

 荒井氏は、コミックなどの支出は「適切かどうかとなると、少し反省しなければならない」とし、「(秘書に)夜中まで働いてもらっても超過手当も出していないので、少し余裕をもってもらうため」などと釈明した。「私的流用と認めるのか」と質問されると、「皆さんのご判断ですね」とし、江田氏の事務所に電話を引いていたことについては「現時点で詳しいことは話せない」と語った。

 荒井氏はさらに、知人宅を「主たる事務所」としていたことを改めて問われ、「例えば私は札幌に住所を置いているが、実際に住んでいるのはほとんど東京だ。(政治団体に関する)制度が複雑で誤解を与える」と弁明した。

 民主党は今回、荒井氏のほか、過去に事務所費問題が指摘された川端達夫文科相(65)、蓮舫行政刷新相(42)の政治団体と政党支部の事務所経費についても領収書を公開した。

 谷口将紀・東京大教授(現代日本政治論)の話「公開された領収書で単に帳尻が合ったかどうかではなく、実態が伴っているのかどうかが問題。荒井氏のケースは、国民が疑念を抱くような支出も含まれており、政治活動にどのような目的で必要だったのか説明すべき」〈関連記事4面〉

 

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