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2010年6月10日 (木)

贈収賄の摘発減少 捜査「意欲と工夫を」警察庁てこ入れ(10日)

政治家や公務員らがわいろを受け取る贈収賄事件の摘発が低調だ。全国の警察による摘発件数は、かつて年間100件を超えていたが、昨年は過去最少の38件にとどまった。「事件を掘り起こす意欲と工夫が足りない」と嘆く警察庁は、てこ入れに乗り出した。

 1975年から87年までは1年を除いて100件を超え、82年には最多の137件を記録した。ところが88年以降は2けたで低迷している。警察は贈収賄犯罪そのものは減っていないとみているが、今年は5月までに17件で、昨年の同期より5件少ない。

 警察が挙げる低迷の理由はいくつもある。密室内でのわいろの授受や、収賄側の職務権限との結びつきを立証するのがそもそも難しい。捜査経験豊かな団塊世代の捜査員が大量退職し、その手法を継承できていない。加えて振り込め詐欺などの新しい知能犯罪の捜査に追われ、余裕がない。

 多くの贈収賄事件の捜査を指揮した警察幹部は、情報収集力の低下を心配する。「交番勤務の警察官が、管内の会社や住宅を回っていてつかんだ情報をきっかけに立件した例もある。今は警察署や交番も含めた組織全体で事件の端緒となる情報が取れていない」

 警察庁は、摘発件数の乏しい警察本部の担当者を、実績豊富な警視庁や福岡県警などに派遣して捜査手法を学ばせたり、警察本部ごとの摘発件数一覧表を示して競争心をあおったりして、奮起を促している。

 だが、夏に参院選がある今年は、贈収賄の担当部門が捜査の重点を選挙違反に移すため、さらに摘発件数が減る可能性がある。捜査幹部の一人は「全国の警察本部が年に1件、計47件が最低のノルマ」と話す。(編集委員・緒方健二)

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