琴光喜と大嶽・時津風親方の懲戒処分提言 大相撲調査委(27日)
大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の特別調査委員会(座長=伊藤滋・早大特命教授)は27日、一連の問題に対する協会への提言内容をまとめた。野球賭博への関与を認めた親方や力士のうち、大嶽親方(元関脇貴闘力)、時津風親方(元幕内時津海)と大関琴光喜関を懲戒処分とするよう提言する。3人のうち、大嶽親方は解雇か、最も重い除名処分とするよう協会に勧告する。
また調査委は、名古屋場所については、調査委の示す条件を満たした場合のみ開催しても差し支えないとの見解をまとめた。
さらに、協会執行部の責任も明確にするため、武蔵川理事長ら幹部の親方11人を当面、謹慎処分とし、理事長代行を置く、とした。
これらの提言は、28日の協会臨時理事会に示す。
この問題では、琴光喜ら30人が野球賭博をしていたと自己申告。協会は当初、自己申告した協会員は厳重注意にとどめるという形での幕引きを図ろうとした。
だが、協会には名古屋場所中止を求める声が殺到。文科省などからも批判の声が上がり、外部有識者による同委員会に開催の是非の検討を委ねていた。協会は、28日に予定していた名古屋場所番付発表を当面の間、延期することを決めている。
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