ストーカー:規制法違反容疑で3回目の逮捕 松山(15日)
愛媛県警松山南署は14日、松山市山越6、無職、東山忠文容疑者(48)をストーカー規制法違反容疑で逮捕した。同容疑での逮捕は01年から3回目で、同じ元交際相手の女性(41)が対象。専門家は、現行法では被害防止に限界があると指摘している。
容疑は4月7、8日、松山市内の4カ所で、女性を待ち伏せたりつきまとった、とされる。県警によると、今年初めに女性から相談があった。東山容疑者は「覚えていない」と容疑を否認している。
東山容疑者は01年に2回、同容疑で逮捕され、実刑判決を受けて服役。県警によると、出所後もストーカー行為は繰り返されたといい、県警捜査員は「警察としては逮捕するしか方法がないが、すぐ出所して再び繰り返しかねない」と漏らす。
DV(ドメスティックバイオレンス)防止法では、裁判所が接近禁止などの保護命令を出せるが、事実婚もない場合に適用されるストーカー規制法には同様の仕組みはない。お茶の水女子大の戒能(かいのう)民江副学長(法女性学)は「せめてDV防止法並みにする必要があるが、それでも繰り返す相手には効力が薄い。社会が女性の恐怖感や命の危険に対する危機感を持って、安全確保の仕組みを作らなければならない」と訴えている。【柳楽未来】http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100515k0000m040148000c.html
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