警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日単位・レベル)
新当たり屋に注意
【治安解説】
都内でタクシーを狙った新手の「当たり屋」被害が相次いでいるという。当たり屋の歴史は古い。自ら通行中の車にぶつかったり、子供を道具にしたり、その時々で手口が違う。今回の手口をタクシー車載ビデオで再現すると次のようになる。
フジテレビによると、9日午後1時半すぎ、東京・杉並区の高円寺駅付近で男がタクシーに乗り込んだ。男は「急いでいるので」と運転手をせかし、すぐに狭い路地へタクシーを誘導。衝突音のあと、タクシーは停車。この時、進路方向を映すカメラには、当たり屋役の男が路地から飛び出す様子が映っていた。
実はタクシーに乗った男も共犯者で、乗客役として仲間が待ちかまえる現場に連れて行き、タクシーをわなにかけた。
当たり屋役の金髪の男は、その後、強引に助手席に乗り込み、「僕も警察行くとか考えているわけじゃないんですよ。別におれもさ、示談してくれればいいんですよ」と、言葉巧みに示談を迫った。
さらに、乗客役の男も「自分が経験しているのは、(交通事故で)そのまま留置場入って」と、タクシー運転手の不安をあおる。そして、金髪の男は「せめて、5~6万円だったら、話がつくんじゃないですか」と語った。この言葉に、運転手は「わかりました。じゃあ6万円で」と話した。金髪の男は示談金の6万円を受け取り、最後に「気をつけてください。出てくるかもしれないところはさ」と、タクシー運転手に説教した。
最近、こうしたタクシーを狙った当たり屋被害が都内で連続して発生している。
当たり屋は昭和40年代にも存在した。年末になると、子供をわざと車にぶっつけて治療費を請求する母親まで現れ、中には子供連れの夫婦が当たり屋をしながら全国行脚していたこともあった。
「犯罪の手口はアイディア」の時代。類似、あるいは進化させた当たり屋が登場しかねない。オレオレ詐欺同様、日本列島で警戒が必要だ。よって東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
「日本列島振り込め詐欺」はhttp://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20778300/index.html


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