警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(27、28日単位・レベル)
日米の治安情勢
【治安解説】
27日付け産経新聞(国際面)によると、米国で凶悪事件が前年より5.5㌫減少したという。米国には景気悪化と犯罪発生率は相関関係があるとの通説があるが、これをひっくり返す数字に警察当局は「取締や防犯対策の強化が効果を上げている」と分析しているようだ。
米国の犯罪抑止で最も力点が置かれているのは、不法移民の増加とそれに伴う麻薬密輸事件に絡む凶悪犯罪の多発だ。このためアリゾナ州では取締を強化する新移民法が成立しているという。
では、日本の現状を見てみると、27日午後、愛知県大治町の大治西条郵便局に、男2人が押し入り、女性局員に包丁のような刃物を突きつけ、現金約120万円を奪い原付きバイクで逃走した。
さらに26日夜には、京都市右京区龍安寺斎宮町の無職男性(66)方で、男性の妻から「主人が何者かに針金を首にまかれて腹を刺されたようだ」と119番があった。男性は自宅から約10メートル離れた路上で、衣服にアイスピックが刺さった状態で発見されたが命に別条はない。後ろから突然、針金をまかれ、男の声で「カネ、カネ」と要求されたという。
4月23日には東京都江戸川区北葛西の路上で「首を刺された」とタクシー運転手の男性(59)から110番通報。運転手は3人組の若い男に首と腹の計2カ所を刃物で刺されて重傷。売上金の4万円が奪われた。 東京都東久留米市内では7日、刃物を持った男による強盗と強盗未遂事件が相次いつぐなど、日本でも、ひったくりを含めて金にまつわる事件が多いのは、やはり経済的不況が影響しているのだろう。
ここに来て事件の認知件数が多いように感じられるが、統計的(数字治安)にみると今年1~4月の刑法犯の認知件数は前年同期より4万7285件も少ない48万7298件。強盗事件など凶悪事件も280件も少ない2511件だった。体感治安の悪化にほかならない。
米国の移民による犯罪に対して、日本は来日外国人による犯罪だが、米国同様これも減少傾向にあるようだ。
但し、この犯罪は捕まえてみなければ分からないが、平成21年の検挙件数は2万7836件で前年より10.9㌫も減り、過去5年間で最も少ない数字となった。その中で凶悪犯と知能犯、窃盗犯の検挙人員が増加している。見方を変えれば凶悪事件や窃盗事件の組織化が進んでいる現象とも受け止められる。
ところで、山口組系暴力団の複数の幹部が土俵下の溜席(たまりせき)にある「維持員席」で観戦していた問題で、依頼したのは、名古屋市内の50歳代の自称コンサルタント業男性と言われているが、この人物の正体が明らかにならないかぎり構図は分からない。業界に対するある程度の警察の資料提供も必要ではないのか。
都内で当たり屋が発生しているとことから体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
「日本列島振り込め詐欺」はhttp://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20778300/index.html


最近のコメント