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2010年4月 7日 (水)

死刑執行:中国、覚せい剤ルート寸断狙い 北朝鮮製増加で(7日)

【大連・浦松丈二】中国が赤野光信死刑囚の死刑を執行した背景には、中国東北地方(遼寧、吉林、黒竜江の各省)で暗躍する覚せい剤密輸組織を寸断し、北朝鮮から中国への覚せい剤流入ルートを先細りさせる狙いがあるとみられている。

 中国捜査当局によると、赤野死刑囚は06年4月初めに中国の大連を訪れた直後から「容疑者」としてマークされていた。北朝鮮から持ち込まれた覚せい剤609グラムを押収した際、売却先の一人として赤野死刑囚の名前が浮かんだからだ。当時、赤野死刑囚は覚せい剤を探して北朝鮮国境の遼寧省丹東や吉林省延辺朝鮮族自治州延吉などを訪ねた。最終的に中国人の協力で仕入れ、06年9月に大連の空港から仲間の日本人と持ち出そうとして共に逮捕された。捜査当局がこの2人から押収した覚せい剤は純度95%。粗悪な中国製ではなく、国営企業の厳格な管理下で製造される北朝鮮製とみられる。中国で出回る量が急増しており、友好国・中国の捜査当局が北朝鮮の容疑者逮捕を発表し、警告を発したこともある。

 こうした背景には日本が北朝鮮からの日本向け海上密輸ルートの監視を強化した事情がある。01年に鹿児島県奄美大島沖で北朝鮮工作船と日本の海上保安庁の巡視船との銃撃事件が発生し、工作船が覚せい剤を密輸していたことが発覚。新たに陸続きの中国経由ルートが開拓されたのだ。

 消息筋によると、中国当局は大連に本社を置く北朝鮮のIT企業に目を付けている。中国の雲南省昆明や新疆ウイグル自治区ウルムチなどに支社を置き、密輸組織と接触していると疑っている。

 一方、中国が8日にも麻薬密輸罪で刑を執行する3人の中で、名古屋市の武田輝夫死刑囚(67)は日本側密売組織の主犯格とみられ、03年6月に大連で仕入れた約5キロの覚せい剤を日本人5人の「運び屋」に指示し密輸しようとした。

Logo_mainichi_s1 http://mainichi.jp/select/today/news/20100407k0000m030119000c.html

 

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