警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(21、22日 単位・レベル)
振り込め詐欺に警報
【治安解説】
振り込め詐欺が再び活発になってきた。19日には甲府市に住む80代の無職女性が、振り込め詐欺被害に遭ったと甲府署に届け出た=毎日新聞電子版
18日午後5時ごろ「山梨県銀行協会」の職員と名乗る男から「あなたの口座からお金が引き出されている。私たちは詐欺被害金の返済を担当しているので口座番号、暗証番号を教えてほしい。これから職員がキャッシュカードを預かりに伺う」と電話があり、訪ねてきたスーツ姿の男にキャッシュカードを渡してしまった。
長野中央署管内では、警察官を名乗る男から市内の60~80代女性4人に相次いで電話がかかり、うち80代女性は男にキャッシュカード1枚を手渡したが、被害はなかったという。
電話はいずれも17日にあり、「泥棒を捕まえたら、あなたの個人情報の書いたメモなどがあった」「何かあるといけないからカードを替えた方が良い。今から銀行協会の者が行くので、渡してほしい」と言うのが手口。
さらに19日には宇都宮、小山両市内でも警察官などを名乗る男が、キャッシュカードをだまし取ろうとする事件が相次いだ。午前9時半~午後4時ごろ、宇都宮、小山両市内に住む60~90代の18人の女性方に、「宇都宮警察署防犯課のフジクラ」「防犯課のフジワラ」「県警のサクライ」などを名乗る男から電話があり、「お宅の口座からお金が引き出されている。犯人は捕まっていたが、その中に金融機関の人間が含まれている」「通帳を確認してください」などと言ってキャッシュカードをだまし取ろうとしたという。
15日には、甲府市に住む80代の無職男性が、男から「風邪を引いて病院の待合室から電話している。消費者金融から金を借りて中古車を買おうとしている」と自宅に電話があった。男性は別居する長男と思い込み「消費者金融から借りるのはよくない」と165万円を振り込んだ。
特に警察官を騙る振り込め詐欺は、当初、千葉と東京の都県境からはじまり、西は山梨、長野、新潟と拡大していった。
北は栃木、仙台、秋田と広がっており、今回も、犯人たちは、何らかの名簿を入手したのだろう。東京が特別警戒を実施中なので周辺が攻撃されているようで、注意が必要だ。
「日本列島振り込め詐欺」はhttp://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20778300/index.html
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
★【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪 ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向 ポイント 59~40
レベル2 治安の悪化の兆し ポイント 39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり全くの「平穏」(レベル1)をはずしています。カラーの数字がレベルを表示しています。
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