警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
児童虐待を減らせ
【治安解説】
福岡市博多区のマンションの部屋から、3歳の女の子の変死体が見つかった事件は、警察のその後の調べで、全身にあざがあったことから、虐待を受けていたとみられている。=フジテレビ
今月には、東京都江戸川区の小学1年の男児が両親から虐待を受けた後に死亡した事件があった。
この虐待の場合は、被害者が昨年9月4日、歯科医に虐待を訴えたことがきっかけとなり、学校と区子ども家庭支援センターは虐待の恐れがあることを把握しながら、父親の「二度と殴らない。男の約束だ」の言葉を信じて、その後の対策を講じなかったことが指摘されている。被害者の遺体には複数の焼き印があったと言い、なんともむごい話である。
厚生労働省によると、全国の児童相談所が対応した虐待相談件数は統計を取り始めた平成2年以降、18年連続で増加。20年度は4万2664件と、1日に約120件もの相談が寄せられている。
これに対して、全国の警察が検挙した児童虐待の件数は、平成11年の120件、20年でも307件にすぎない。相談への対応は完璧だったのか? その数字はない。
法務省設置の研究会は、民法に規定された「親権」を制限する必要があるとし、民法改正の準備を進めるなど対策を進めているが、問題はそれ以前に存在する。
東京・江戸川区のように、情報があっても、前裁きするようでは、この種事案は防げない。行政、警察が連携を強化することが必要だ。
その意味では、警察庁が実施する電話やインターネットで受け付ける「匿名通報ダイヤル」に期待したい。
22日早朝、東京都練馬区のビル5階にあるゲームセンターに強盗が入り、事務所の金庫から現金約500万円を奪われる事件が発生した。体感治安に影響を与えるが、現在のところ「レベル2(ブルー)」で様子を見たい。
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