警視庁管内対韓治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位レベル)
連載企画「警察庁長官銃撃事件1」
【治安解説】刑法犯認知件数など数値治安が昭和40年代の水準になったとして、首都東京の体感治安を「レベル1(グリーン)」にしてみたが、やはり大都会である。24日未明に、東京・足立区でオートバイや自転車が焼ける不審火があり、しかも、現場周辺では先月から4件の不審火が相次いでいているという。よって体感治安は「レベル2(ブルー)」に戻すことにする。
緊急連載「警察庁長官銃撃事件を検証する」①
日本を震撼させた地下鉄サリン事件という我が国犯罪史上に残るテロ事件の恐怖感がさめやらぬ平成7年3月30日、治安機関のトップである警察庁長官が銃撃される事件が発生した。あれから15年-3月30日にはその事件も公訴時効を迎えます。警視庁はこれまで現役の警察官、オウム真理教団の幹部を逮捕して調べたが実行犯の特定には至りませんでした。時効を前に、犯行はオウムで間違いないのか、犯人は誰なのかを検証してみました。
★現職警察官浮上
平成8年1月、警察庁長官銃撃事件から9ヶ月が過ぎようとしていた。目黒公証人役場事務長拉致監禁致傷事件や地下鉄サリン事件などに関与したとして逮捕されたE正悟師が取調のなかで次のような供述をした。
「刑事さん、私はひとつだけ嘘をついていました。それは長官事件をどうして知ったかです。実は3月30日の朝、川越のマンションにH建設大臣から二度、電話がありました。二度目の電話の後、テレビで事件の速報を見ました。ところが一度目と二度目の電話の間にC巡査長から事件の知らせがあったんです」
捜査本部が電話の記録を調べた結果、E正悟師とH建設大臣は携帯電話を利用しており、頭から四桁の番号の確認だが、確かに二台の電話で話した事実が確認された。時間もはっきりしており、E正悟師とH建設大臣の会話は間違いがなかった。
同年4月になって、オウム真理教の信者の中に現職警察官のC巡査長の名前があったことから、警視庁が半信半疑でC巡査長本人から直接事情を聴いた。
C巡査長「長官事件当日は東大病院にいました。事件は病院の待合室にあるテレビで知りました」
捜査員がその裏付けをとった結果、東大病院の待合室にはテレビがなかった。さらに追求した結果、5月4日になってC巡査長は泣きながら次のように語った。
C巡査長「私が長官を撃ちました」
調べ官はびっくりした。さらにC巡査長に詳しい行動を聞いた。
C巡査長「29日未明に元出家信者Tが運転する車にE正悟師が乗って文教区内にある本富士署の寮に迎えに来ました。車に乗ってしばらく走ると拳銃と数発の弾丸を渡されました。場所は正確には分かりませんでしたが、河原で降ろされてE正悟師と2人で数発の試射を行いました。その後は拳銃と実弾を持って寮に帰りました。」
「事件当日はどうしたんだ」と問う調べ官にさらにC巡査長は驚きの供述を始めた。
C巡査長「その日は早朝、E正悟師から電話があり、預けた物を全部持って来いという指示を受け、まもなく車で迎えに来ました。その車に乗せられて国松長官の住むマンションに向かいました。現場には、逃走用の自転車が用意されていました。四発を撃って長官の洋服がパッとはじけるのが見えたから、弾丸が当たったのと確信しました。『逃げろ』という無線の指示があり、建物に沿って逃げました。門の角のところまで来ると、H建設大臣と防衛庁長官Kが立っていて逃走用の自転車を渡され、その自転車でマンションの敷地内を走ると途中に立っている人に『あっちだ』と指示を受け、スポーツ棟の角を曲がったところに車が待っていました。私はその車に乗せられて東大病院に行きました。途中で銃から弾丸を抜き、別々にしました」
C巡査長はさらに午後の部分の供述を続けた。
C巡査長「午後になって銃を隠し持ったまま本富士署に立ち寄った後、地下鉄サリン事件の捜査本部のある築地署に出勤しました。銃は夜になって水道橋の上から神田川に捨てました」
ここまでを検証すると奇妙な事実にぶち当たりました。それはC巡査長の試射の部分です。
平成7年5月21日付けの日刊スポーツ新聞の記事です。「長官狙撃現場付近に弾痕五つ」という見出しです。
内容は、東京都足立区の荒川河川敷で20日、五発の弾丸が撃ち込まれた看板が見つかったが、現場で発見された弾丸は38口径の回転式けん銃から発射された可能性が高いことが日刊スポーツの調べで分かった。(略)看板があった場所は国松長官銃撃事件の現場から約2キロ、目黒公証人役場事務長らち事件で逮捕されたオウム真理教幹部の松本容疑者が潜伏していた教団アジトから約400メートルしか離れていない。この不気味な一致に警視庁は関連性を含めて捜査している…
ちなみにC巡査長が試射の供述をしたのは翌年の5月4日であり、供述内容と奇妙に一致している。当然、長官事件捜査本部は「関係ない」としているが、C巡査長がこのニュースを記憶していた上での供述ともみられる。 つづく
★【判定方式】
刑法犯の発生件数や検挙率などの数値治安に対して、最近は「体感治安」と言う言葉が一般化してきました。辞書を引いても出て来ませんが、国民が体で感じる感覚を温度に例え「体感治安」と名付けられたものです。平成7年に当時の警察庁長官だった國松孝次氏の造語とされています。「体感」はあくまでも体感であり、本来、数字で表すものではありませんが、あえて挑戦ました。内閣府の調査によりますと国民が治安情報を入手するのはマスコミということから、東京都内発行の新聞の事件・事故の扱いから、感じる度合いを分析し「警視庁管内」の治安度数とします。
【基準値】
レベル5 治安情勢は最悪 ポイント100~80
レベル4 治安の悪化 ポイント 79~60
レベル3 治安の悪化傾向 ポイント 59~40
レベル2 治安の悪化の兆し ポイント 39~20
レベル1 平穏 ポイント 19以下
【ポイント概数】
テロ・無差別殺人事件等 80~50
路上殺人や連続殺人・連続強盗・強姦70~60
広域重要事件 50~40
肉親殺人事件(家族の皆殺し事件) 40~50
放火殺人 50~30
強盗殺人 50~20
連続放火 40~30
各項目に少年が絡む場合 +20~10
犯人逮捕記事は上記のポイント総数から-50から-10とする。その他、外的検討要件として外国や他県発生事件を判断基準に加えた。これら事件の新聞・テレビの扱いの程度(新聞では1面か社会面か。扱い段数等)とネットではブログニュースのアクセス人気度なども加えて総合的に判断した。マスコミ報道がなく平穏に感じるが、110番も多いこともあり全くの「平穏」(レベル1)をはずしています。カラーの数字がレベルを表示しています。<
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