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2010年1月28日 (木)

朝青龍の暴行騒ぎ、協会は処分決定先送り(28日)

大相撲の横綱朝青龍が初場所中に起こした暴行騒ぎが、当初の説明と異なっていたことが明らかになった28日、日本相撲協会は理事会で今後の対応を協議した。しかし、事実関係を再確認したうえで処分を下すかどうかを改めて判断するという、事実上の結論先延ばし。折から理事選が投票となったこともあり、最終結論までは、なお時間がかかりそうだ。

 「問題だ。こんなことでは困る。しっかりしてくれ」。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は理事会で、朝青龍の師匠、高砂親方(元大関朝潮)を厳しく叱責(しっせき)した。

 初場所中の今月16日未明、泥酔した朝青龍が東京・西麻布で演じた暴行騒ぎ。朝青龍の周辺は当初、殴られたのは朝青龍の個人マネジャーと説明していたが、実はまったく別の人物だった。鼻骨を骨折したという、この人物はまだ被害届を出してはいないが、提出すれば刑事事件に発展する可能性は高い。

 この問題で、朝青龍と高砂親方は初場所後の25日、理事長から厳重注意処分を受けている。朝青龍への厳重注意処分は、これが5度目だ。同日の横綱審議委員会で、内館牧子委員(当時)は「何かある度に厳重注意。それで終わっていいんでしょうか」と訴えた。痛みを覚える罰を与えないできた甘やかしが、現状を招いたのは間違いない。

 今回の件は、騒ぎが仲間内のこととして事件になっていなかったからこそ、厳重注意処分で済んだといえる。しかし横綱が、それも場所中に酒に酔って刑事事件を起こしていたとなれば、前代未聞の不祥事だ。より重い処分が必要になるし、虚偽説明の疑いも強まる。

 理事会では事実関係の再調査を行うことで合意したが、その結果を受けて改めて処分を検討するかについて、理事長を含めた幹部の口は重い。また再調査の作業は高砂親方に一任したという。

 高砂親方は理事会の席上、「示談したと聞いている」と説明。しかし外部監事である吉野準・元警視総監から「示談書を見たのか」と詰問されて「それに向けてやっている」と修正したという。虚偽の説明を試みたと見なされても仕方がない。そんな人物の再調査で客観的かつ正確な報告がなされるか疑問が残るが、協会が直接調査に乗り出すことはないという。

 内館氏によると、今回の横審では「次に問題を起こしたら引退勧告すべき」という意見が大勢を占めた。2月1日の選挙後に新たに選任される理事長は重大な決断を求められる。(只木信昭)

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