警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日)
書かない勇気も
【治安解説】
卒業式などの君が代斉唱時に起立しなかったことを理由に、退職後の再雇用を拒否したのは違憲・違法として、東京都立高校の元教職員13人が東京都に賠償を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は賠償金の支払いを命じた1審判決を取り消し、請求を棄却する原告側逆転敗訴判決を言い渡した=毎日新聞電子版
当たり前のことだろう。「君が代」だけでなく国歌斉唱、国旗を無視する教員なんているから世の中がおかしくなる。国賊ですぞ。当然1審・東京地裁判決(08年2月)の裁判官も国賊ですな。
28日付けのスポーツ新聞が「朝青龍」の暴力事件を派手に報じた。同日は朝から、テレビ各局も扱いは大きかった。しかし、事前に知っていても報道しなかったのは産経新聞だ。一般紙夕刊の扱いも控えめだった。
この事件は、被害者が被害届を出していない。出していなという事は、警察は双方から事件調書をとっていない。まだ事件になっていないのである。和解したら事件にはならない。被害届を出さない背景は何なのか。そこまで詰めて報道しているのだろうか。
但し、横綱としての資質が問われることは間違いない。事件になってから書くというタイミングも大事で「書かない勇気」も時には必要だ。
ただし「知っていて世に出さない」のではマスコミの責任放棄になる。これも理解できる。ストレートニュースでなく、追及の仕方はいっぱいある。むしろ、こんな横綱をこれまで放任した相撲協会こそ問題だ。
首都東京の体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
「警察庁長官銃撃事件を検証する」⑤
銃の入手は
長官銃撃事件の前、教団内で奇妙な動きをした幹部がいる。H建設大臣だ。H建設大臣は3月17日に突然、ロシアに出国している。そして長官事件前の22日に帰国している。
ロシアはオウムにとって捨てられない外国の一つだ。あのJ幹部がモスクワ支部長を務めている。さらにロシアはオウムの「武装化の原点」とも言われているところだ。ヘリコプターやその他の銃器もロシアで調達している。
そのロシアで活動した一人にモスクワ支部幹部Oがいる。Oは7年7月にロシアから国外退去になり、キプロスに逃亡した。
H建設大臣のロシア行きに関与している可能性は高いが、捜査当局はOを信者殺しで手配したがH建設大臣のロシアでの行動を解明するためには必要な人物である。そのOは平成10年4月19日に逮捕された。
ある幹部は語る。
「長官事件を解明する意味で、どうしてもH建設大臣のロシア行きの目的を解明しておく必要がある。H建設大臣が日本に帰国のためロシアを出国する際に所持品検査をするのはロシア当局である。日本国内に入国の際の検査はそれほど厳重ではないのでロシアが見逃しているとすれば全ての立証は不可能になる。事実、他の銃器は国内に持ち込まれているのだ」
以上、検証してみると、平成7年4月という時点から次々に逮捕された幹部が、長官銃撃事件についてチラホラではあるが供述し、それが調書となって現存しており、相当の確率でオウムが事件に関与していることは明白なのである。
では、地下鉄サリン事件や松本サリン事件、滝本弁護士サリン襲撃事件などが立件されたのに長官銃撃事件だけが、なぜ?解明されないのか。
それは他の事件は、関係者が多く、それぞれが一部分について供述しており、その内容をジクグソウパズルのように組み立てれば全体の構図が読めてくる。しかし長官銃撃事件に関係したのは、極、少数の関係者のため、組み立てる材料が少ないのではないかと分析する幹部がいる。
さらに、あらゆる法令を駆使してオウム教団の解明に向けた捜査では、対象者が多いので当然だが刑事、公安だけでなく、生活安全から交通まで動員して事情を聞いている。
例えばその中のひとつに「長官事件で使用したけん銃は草木ダムに捨てた」という供述が、かなり早い段階から出ていた。ところがその「調書の存在」が確認されたのはあまりにも時間が経ち過ぎており、どの信者がどう具体的に言ったのかの詰めがなされないままなのである。
それに大島航路の船から「けん銃の入ったカバンを捨てた」などの情報は、平成7年の10月の調書に次のような会話で残されている。
G「事件から数日後の4月に港区で勉強会が開かれました。信者Nが説法を始めたので、面白くないとして私とBが会場を飛び出したのです。2人で芝浦を散歩しているさなかに、Bが突然黙り込み、『実は俺、大島に一人で行ってその時、カバンを海に捨てたんだ』と言っているのを聞いたのですが、カバンの中身までは言いませんでした」
これが「けん銃の入ったカバンを捨てた」となったのはなぜなのか。その部分だけが、ひとり歩きしてしまったようだ。
捜査1課がその後、関係者の話を分析した結果、カバンの中身はけん銃ではなく薬品の一部だという見方を強めている。つづく


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