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2009年12月 1日 (火)

マニラ日本総領事館元職員、ビザ不正発給 密入国関与か(1日)

日系人と偽って不法在留したとして警視庁などに逮捕されたフィリピン国籍の12人の一部が、在マニラ日本総領事館元職員の比人男性が不正発給した短期滞在査証(ビザ)のある旅券を持っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。同庁などは、比人の不法在留に絡んで日本国内にいるブローカーやNPO法人理事らを逮捕。背後に日比両国の密入国組織があるとみて、全容解明を進めている。

 外務省によると、元職員は30代。昨年7月~今年7月に発給した男女97人のビザについて申請書類が総領事館に残っていなかった。元職員は9月、ビザを不正発給したとして懲戒免職となり、その後、所在が分からないという。

 捜査関係者によると、総領事館のパソコンに、元職員がビザを発給した比人男女の氏名、生年月日、ビザの有効期限などの記録があった。同庁と茨城、広島県警などは今年7月、比国籍の25~50歳の男女12人を出入国管理法違反(不法在留)容疑で逮捕。この一部のビザと、パソコンの記録が一致したという。

 12人は日系人の子や孫と偽り、観光や親族の訪問などができる90日の短期滞在の資格で入国。その後、活動に制限のない3年か1年の資格に更新し、介護士や飲食店員などとして働いていた。比人らは「比国内でブローカーに200万円を支払い、入国した」と供述しているという。 また同庁などは、12人の不法在留に絡み、日本にいる比国籍のブローカーらと、NPO法人理事も逮捕した。

 11月に、比国籍の岩手県奥州市水沢区東町、エストレリア・ビリアコーテ・クリソストモ容疑者(50)らブローカー3人を逮捕。2007年9月~08年8月、日系人とする虚偽の在留期間更新許可申請書を比人男女に渡して入国管理局に提出させ、不法在留を助けた疑いがある。同容疑者は「比国内のブローカーから頼まれてやった」と話しているという。

さらに11月29日、入管に提出した在留期間更新許可申請書の作成を無資格で請け負ったとする行政書士法違反容疑で、広島県廿日市市のNPO法人「ビオ・ライフ協会」理事の渡辺昌則容疑者(53)を逮捕した。協会は03年10月、比国内にいる日系人の来日手続きと生活支援などを目的に設立された。クリソストモ容疑者は協会の関係先に出入りしていたという。

 同庁などは、比国内のブローカーが、クリソストモ、渡辺両容疑者と連絡を取り合い、06年10月から約50人を不法入国させていたとみている。また、ブローカーと総領事館の元職員のつながりについても現地に捜査員を派遣するなどして解明を進める。 Logo3_4 http://www.asahi.com/national/update/1201/TKY200911300512_01.html

 

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