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2009年11月 1日 (日)

異例のパトカー出動 赤ちゃんの命救われる(1日)

手術室で心拍数が急降下し、消え入りそうになる小さな命。緊急帝王切開手術のため呼び出しを受けた麻酔医は大渋滞で病院にたどり着けない-。9月下旬、こんな緊急事態に大阪府警のパトカーが出動し、サイレンを鳴らして麻酔医を運び、瀬戸際で命が救われた。異例のパトカーの運用だったが、あと10分到着が遅れていたら危なかったという。赤ちゃんは無事に誕生し、愛らしい笑顔を振りまいている。母親は「多くの人たちに助けてもらった命。感謝の気持ちでいっぱい」と話している。

 「赤ちゃんが危ない。パトカーを出してほしい。力を貸してください」。9月21日午後6時40分ごろ、河内長野署に懇願する電話がかかってきた。東大阪市で開業する麻酔医、二永(になが)英男さん(55)からだった。この日、河内長野市内の病院で、出産間近の胎児が産道で圧迫され、通常150前後の心拍数が60ほどに急降下。緊急に帝王切開を行うため、二永さんに要請があった。少なくとも1時間以内の手術開始が求められるケースで、二永医師はすぐにマイカーで自宅を出た。

 病院までは道路が空いていれば40分程度。しかし、秋の大型連休中の夕方で交通量は多く病院に向かう国道は渋滞が続いていた。「このままでは間に合わない」。二永さんは出発から約10分後、パトカーの出動を要請した。

 電話を受けたのは河内長野署の当直責任者で警備課長の鈴木弘之警部(55)だった。事件や事故現場などに急行する際のパトカーの緊急走行を、医師とはいえ市民の移動のために行うことは通常のルールにない。しかし、二永さんの切羽詰まった説明に鈴木警部は「緊急性があり、職務の範囲内」と判断。ミニパトカーの出動を決めた。

 ミニパトは病院まで約5キロ地点の国道上で二永さんを乗せ、サイレンを鳴らして渋滞を縫いながら走行。呼び出しから約40分で到着した。「あと10分遅れていたら、どうなっていたかわからなかった」(二永さん)という。

 緊急手術を受けた母親の西江幹子さん(36)=大阪狭山市=と、長男の龍生(りゅうせい)ちゃんはともに健康だ。初めての出産で、「あの時は一体何が起きているのか理解できなかった」と話すが、手術中ずっと「がんばれ」と励まされたことははっきりと覚えているという。「みんなに命を救ってもらい、私たちは幸運だった。龍生には元気に育ってほしい。それが願いです」。西江さんは、泣いたり笑ったりと元気なわが子をあやしながらそう話した。Banner_logo_051http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/319280/

 

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