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2009年11月20日 (金)

高齢者虐待:08年度は1万4959件 12%増(20日)

厚生労働省は20日、08年度に高齢者が家族や介護職員らから虐待された件数が1万4959件に上り、前年度に比べ1624件(12.2%)増加したと発表した。このうち家庭内虐待は1万4889件(前年度比1616件、12.2%増)に上り、増加した件数のほとんどを占め、死亡の24人(同3人減)も家庭内だった。家庭内虐待の被害者の約7割は、介護が必要な高齢者で、在宅介護を巡る虐待の深刻さが浮かび上がった。

 調査は、06年施行の高齢者虐待防止法に基づき市区町村と都道府県を対象に実施し、今回が3回目。

 虐待件数は2年連続増で、増減率は前年度(5.6%増)の倍以上となった。介護施設内での職員らによる虐待は70件で、前年度比8件増にとどまった。虐待件数の増加について、厚労省は「(市区町村への通報義務などを規定した)防止法が一層周知されてきた」と分析する。また、家庭内虐待被害者の68.2%が要介護認定を受けており、「介護疲れも大きな要因ではないか」とみている。

 家庭内虐待の被害者のうち、77.8%が女性だった。加害者との同居率は86.0%で、加害者の続き柄は息子40.2%、夫17.3%、娘15.1%など。いずれも前年度とほぼ同じ割合だった。市区町村の対応は、加害者と分離させたケースが3分の1を占めた。特別養護老人ホームに入所させるなどの「介護保険サービスの利用」が38.8%で最も多く、次いで「医療機関への一時入院」が20.8%だった。

 死亡した24人の内訳は、殺人10人、介護放棄による致死5人、心中2人、虐待による致死2人などだった。一方、相談・通報の件数は2万2143件(家庭内2万1692件、施設内451件)で、前年度より1793件増えた。【佐藤浩】Logo_mainichi1_3 http://mainichi.jp/select/today/news/20091121k0000m040105000c.html

 

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