« 鳥取連続不審死 3人の遺体から睡眠導入剤と風邪薬の成分が同じ組み合わせ (8日) | トップページ | 「怪しい男うろつく」千葉大の荻野さん悩んでいた(8日) »

2009年11月 8日 (日)

打ち砕かれた留学の夢 公開捜査前に死亡か(8日)

■山中の遺体 島根の女子学生と確認

 広島県北広島街の臥龍山(がりゅうざん)で見つかった女性の切断された頭部は7日、DNA型鑑定の結果、島根県立大総合政策学部1年の平岡(ひらおか)都(みやこ)さん(19)と確認された。ボランティア活動にも熱心で、海外留学を夢見ていた平岡さん。島根、広島両県警の合同捜査本部の調べでは、平岡さんが死亡したのは行方不明後5日以内だった。何者かが別の場所で平岡さんを殺害し、遺体を切断して車で運んで捨てたとみている。

 捜査本部によると、平岡さんは先月26日夜、アルバイト先のアイスクリーム店を出た後、消息が途絶えた。司法解剖の結果、死亡推定は、先月26日から31日の間。島根県警が公開捜査に踏み切った11月2日以前に死亡していたことになる。

 ■事件発生は退店直後?   平岡さんからストーカー被害などの相談はなく、事件後、現金が引き出された形跡もない。平岡さんの携帯電話も見つかっていないという。調べでは、バイト先を出たあと、一度も携帯の電源を入れた形跡がなく、寮に帰る途中の道路沿いの防犯カメラにも平岡さんの姿は映っていなかった。捜査本部はバイト先を退店直後に事件に巻き込まれたとみている。地元住民によると、平岡さんの遺体が見つかった現場周辺では発見前日の5日には異常がなかった。発見直前に遺棄された可能性が高い。 現場付近は紅葉シーズンには一日に数百人が訪れることもあり、捜査本部は、人目に付かない時間帯に車で運んだとみている。こうした状況は容疑者が遺棄現場周辺に土地勘があることを物語っている。

 ■まじめで成績優秀  平岡さんは今春、高校時代まで過ごした香川県坂出市を離れ、島根県浜田市のキャンパスに近い寮で一人暮らしをしていた。貧困や飢餓問題を考えるボランティアサークルに所属し、授業を休むことはほとんどなかった。同じ寮の女子学生によると「門限に遅れることもなく、無断で遊びに行くこともなかった」。同じゼミに所属していた総合政策学部3年の女子学生(21)は「成績優秀だし、とてもおとなしい」と印象を語る。アルバイト先の浜田市内のアイスクリーム店でも無遅刻、無欠勤で接客も丁寧、と評判がよかった。家族によると、平岡さんは小学生のころからラジオの英会話講座を聴き始めた。今年3月まで通っていた香川県立高松商業高校では語学研修で米国へのホームステイを体験。大学に進んでからも、寮の部屋には英語の本や覚えた単語のメモがあるなど、英語の習得に賢明だった。まじめで成績優秀だった平岡さん。彼女を知るだれもが、「なぜ事件に巻き込まれたのか」と口をそろえる。

 ■複数の殴打痕  平岡さんの顔面には複数の殴打痕があった。暴行を加えられたとみられる。両親は7日、父親の旦さん自筆のA4用紙1枚のコメントを発表した。そこには「このような結果になり、大変ショックで、言葉になりません」と記されていた。平岡さんは、自立心が強い半面、家族に「お母さんのご飯を食べたい」とメールを送り、甘えることもあったという。「留学のためにお金をためたい」「アフリカに行きたい」。そう話していた身長147センチの小柄な女子学生の大きな夢を打ち砕いたのはだれなのか。

 「体感治安」の悪化が叫ばれるなか、警察は威信をかけた捜査を進めている。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/321904/Banner_logo_051_2

 

« 鳥取連続不審死 3人の遺体から睡眠導入剤と風邪薬の成分が同じ組み合わせ (8日) | トップページ | 「怪しい男うろつく」千葉大の荻野さん悩んでいた(8日) »

殺人事件・変死・傷害致死(死体遺棄 未遂含む)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 打ち砕かれた留学の夢 公開捜査前に死亡か(8日):

« 鳥取連続不審死 3人の遺体から睡眠導入剤と風邪薬の成分が同じ組み合わせ (8日) | トップページ | 「怪しい男うろつく」千葉大の荻野さん悩んでいた(8日) »