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2009年11月 2日 (月)

押尾被告に懲役1年6月、執行猶予5年 MDMA使用の罪 東京地裁(2日)

■執行猶予、異例の長さ「説明不自然、信用し難い」

 合成麻薬MDMAを飲んだとして、麻薬取締法違反(使用)罪に問われた元俳優、押尾学被告(31)の判決公判が2日、東京地裁で開かれた。井口修裁判官は懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。

判決理由の中で井口裁判官は、押尾被告のMDMA使用や犯行発覚までの経緯などについて、「押尾被告の法廷での説明は内容が不自然で、信用し難い」と指摘。違法薬物に再び手を出さないかどうかを見守る期間として、5年という異例の長さの執行猶予を付けた。

 押尾被告は10月23日の初公判でMDMAの使用を認めていたため、争点は刑の重さに絞られていたが、押尾被告がMDMAを常習的に使っていたかどうかも焦点の一つとなった。検察側は論告で、押尾被告が過去に海外でMDMAを使用していた経歴があることを指摘した上で、「違法薬物と認識しながら快楽目的で飲んだ。毛髪鑑定でMDMAが検出されていることも考慮すれば常習性は顕著だ」と述べていた。

 一方、弁護側は「押尾被告は自らMDMAを手に入れたのではない。海外での使用歴も正直に話しており、(国内で)飲んだのは今回の1回だけで常習性はない」と強調し、執行猶予付きの判決を求めていた。検察側は10月23日に開かれた初公判の被告人質問で、現場のマンションに一緒にいて死亡したホステスの女性=当時(30)=と会う前のメールのやり取りで、押尾被告が送った「来たらすぐいる?」との文言を示し、押尾被告がMDMAを勧めたのではないかと指摘。しかし、押尾被告は女性に勧めたことを否定していた。

 事件をめぐっては、押尾被告は女性が死亡した経緯について、公判や捜査段階の調べで「女性から錠剤をもらって一緒に飲み、途中で女性に異変が起きた」「女性に心臓マッサージをした」などと供述。だが、女性に異変が起こってから119番通報までに約3時間が経過していることや、女性の携帯電話が屋外に捨てられていたことなどから、警視庁は保護責任者遺棄などの疑いがあるとみて捜査を進めている。

 起訴状によると、押尾被告は8月2日、東京都港区のマンションでMDMAの錠剤少量を飲んだ、とされる。Banner_logo_051_2 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/319649/

 

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