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2009年10月24日 (土)

【衝撃事件の核心】酒井被告ら夫婦の“保身”(24日)

酒井法子被告、26日いよいよ初公判   覚せい剤取締法違反の罪で起訴された女優の酒井法子被告(38)の夫で、同法違反罪(所持、使用)に問われた自称プロサーファー、高相(たかそう)祐一被告(41)の初公判は、夫婦の“保身”に走る様子を改めて浮き彫りにした。覚醒剤の使用場所はウソだった。入手ルートについてもあいまいな供述が目立った。ウソをついたのは「妻のため」と説明した高相被告。26日の初公判で、法子被告は何を語るのか。 ■ウソを勧めたのは法子被告の知人弁護士…  裁判官「それでは尋ねます。8月21日付の起訴状には2つの事実が記されています。それぞれ伺います。8月2日に港区内の公衆便所で吸引したとありますが、違っていますか」

 高相被告「はい」

 裁判官「違っているということですか」

 高相被告「トイレでは使用していません」

 裁判官「トイレでは使用していないのですか」

 高相被告「自宅のマンションで吸引しました」

 東京地裁の425号法廷。高相被告は自分の初公判で、起訴事実の一部を否認し始めると、傍聴席はざわめいた。高相被告は公判前の警視庁などの取り調べに、一貫して起訴内容を認めていた。それが、一転否認。使用した場所をごまかしていたことを“告白”したのだ。弁護人「供述調書や起訴状では、青山公園で覚醒剤を使ったとあるが、なぜですか」高相被告「当初は…法子の…逮捕前だったので…隠そうと…」

 高相被告が逮捕された当初、酒井被告はまだ“逃亡中”。自宅での使用がばれ、家宅捜索などで妻の覚醒剤使用が裏付けられることを恐れたという。もっとも、高相被告は逮捕直後に相談した弁護士には「青山公園で使ったのはウソです」と打ち明けたという。だが、その弁護士は「それはまずい。青山で使ったことにして下さい」とウソの供述を勧めたことが初公判で明らかになった。この弁護士は、法子被告を通じて紹介された人物だったという。

 その後、新しく変わった弁護人に「正直に言った方がよい」と注意され、法廷で発言を翻したというが、8月3日の逮捕から2カ月半以上。ここまで、訂正しなかった高相被告に、傍聴席から厳しい視線が寄せられた。

 ■つじつま合わない「法子のため」  初公判までウソをつき通した理由について、高相被告は「彼女(法子被告)を守ろうとして…」と説明した。確かに酒井被告は、夫の電話で事情聴取の現場に駆けつけた直後に姿を消し、6日間にわたって“逃亡”劇を繰り広げている。この時点で、自宅での使用を供述すれば、酒井被告の指名手配が早まったかもしれない。しかし、高相被告は、8月8日に妻が都内の警視庁施設に自ら出頭し、逮捕された後も、この供述を翻していなかった。検察官は、公判でその点を何度も厳しく追及したが、高相被告は「突っ込まれていなかったんで」「頭の中が混乱していたと思います」などと答えるばかりだった。逮捕されてもなお、隠せるものは隠すといった“保身”ぶりは、裁判官の目にどう映るのか。紹介された弁護士のいうがままにすればいいと、ウソをつくのは、「甘え」といわれても仕方ない。

 

 

■「覚醒剤はよく落ちてるの?」にぶれる供述

 高相被告は公判で、何度も酒井被告をかばうような発言を繰り返した。「自室に(覚醒剤を)持っていると、法子が隠れて使うんじゃないかと思って。彼女は1回分の量とかよく知らないので危険だから」「彼女が(覚醒剤を)やっていることを知られたくなかった」…。一方で、自分に対して不利になることには、あいまいな受け答えを繰り返すシーンも目立った。覚醒剤の入手ルート。被告人質問でのやり取りはこうだった。

 弁護人「2通の起訴状があって、8月21日の所持はグラム数が多いですね。9月11日の追起訴については間違いありませんか」

 高相被告「はい」

 弁護人「8月21日の分はどこで入手しましたか」

 高相被告「イラン人から入手しました」

 弁護人「職務質問を受けたときのものも?」

 高相被告「それは奄美大島で拾いました」

 弁護人「すべて拾ったと?」

 高相被告「あとはイラン人から買ったものも2袋ありました」

 弁護人「普通、拾ったというのは第三者は信用しないけど、入手法を隠しているように聞こえますが」

 高相被告「信じられないかもしれないが、拾ったのは本当です。野外音楽会場のダンス広場で拾いました」

 弁護人「いわゆるレイブパーティーですね。落ちていることはあるのですか」

 高相被告「まれにありますね」

 「まれ」と語った高相被告だったが、検察官が「覚醒剤や吸引パイプは、そんなに落ちているものなんですか」と質問した際には「よくありますね」と語った。供述の食い違いを検察官が追及すると、「ああ、覚醒剤じゃないですね」とすぐさま否定。「覚醒剤じゃなくてほかの薬なら見たことがあります。覚醒剤というか、ドラッグ全般なら、という意味です」と修整していった。

 こうした態度の高相被告の供述調書などは、公判でどこまで信頼されるのか。

 ■いよいよ法子被告も初公判、アイドルの「保身」が…

 焦点は、高相被告が覚醒剤の使用を勧めた妻、法子被告の初公判に移る。「夫に勧められ気持ちが良くなり、仕事の疲れも飛んだ」「3~4年前から何度も吸っていた」…。警視庁などの取り調べに対し、そう語ったとされる法子被告の口から、どんな事実が明らかにされるのかが注目される。6日間の“逃避行”。逮捕前の法子被告は10歳になる長男を預けて、山梨県や静岡県などを転々としている。継母や知人の建設会社社長(72)を頼り、同行してもらったり、車や宿泊先の手配をしてもらったりした。捜査関係者によると、法子被告は、このときのことを「気が動転した」と供述したり、「逃走だった」と供述したりしているが、本当のところは、どういう気持ちだったのか。継母や社長とはどういう関係だったのか…。

 高相被告の公判では、弁護人が「週刊誌では沢尻エリカさんとの繋がりも報じられましたが、沢尻さんをご存じですか」と質問し、高相被告が「全く知りません」と否定するシーンもあった。芸能人としての法子被告の交友関係に質問が及ぶ可能性もあるということだ。 初公判は26日午後1時半から。高相被告の公判の影響で、法子被告の公判にも、さらに注目が集まることになりそうだ。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/316486/Banner_logo_051_6

 

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