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2009年10月19日 (月)

愛知の窃盗団 ネットでリクルート、新顔連れて実地指導(19日)

貴金属やパソコンを狙い、愛知県など東海地方を中心に空き巣をしていたとして9月末に逮捕された中国籍の男らの窃盗グループが新顔に盗みの「教育」を施しながら、犯行を繰り返していたことが愛知県警への取材でわかった。新顔は、インターネットのチャットサイトや同郷出身者のつてを利用して「リクルート」していたという。

 捜査3課と中署によると、グループは、ノートパソコンなどを2月に同県春日井市の民家から盗んだとして、9月末に逮捕された横浜市中区の無職の男(25)ら3人を含む中国・福建省出身の男女計12人。4月以降、盗みや盗品等有償譲り受けの疑いで相次いで摘発された。バーナーで窓の鍵付近を焼く「焼き破り」という手口で、東海4県のJRや私鉄沿線の民家に侵入していたという。

 捜査関係者によると、県警は内偵捜査で、同県三河地方にあるグループのアジトを特定。出入りする3人一組の盗みの「チーム」は新顔が入るとメンバーを替えていた。1カ月ごとに顔ぶれの一部が代わることもあったという。新顔はベテランのメンバーとともに盗みに出ては、「実地指導」を受けていた。犯行直後に指導役が怒鳴る場面もあったという。アジトに対する捜索では、被害品とみられる貴金属類やノートパソコンが大量に見つかったという。

 同県岡崎市内の民家で空き巣をしたとして4月に逮捕されたチームの1人も、このアジトに出入りし、県警が行方を探している年配の男に指導を受けていたという。このメンバーは密入国した後に、先に密入国していた同省出身の知り合いに「仕事」として紹介されたとみられる。 また、9月末に逮捕された3人のうち、名古屋市中区の専門学校生の男(22)もアジトに出入りしていた人間と交友があった。実行役として、同容疑で逮捕された横浜市中区の無職の男(32)と昨年12月、中国語のチャットサイトを通じて知り合い、グループに加わったという。

同郷の出の2人は意気投合し、約10日後に名古屋市内で会っていた。専門学校生は「高級な服を着て、食事をおごってくれるなど、羽振りのいい男に興味を持った。空き巣がカネになると聞いた」などと説明したという。 グループにはこのほか、中国本国の人物から指示を受けていたとみられる盗品の買い受け役もいた。盗品等有償譲り受けの疑いで逮捕された大阪市在住の無職の男(37)は「旅行を装って中国に持ち込み、売りさばいていた。本国には自分とは別にボスがいて、買い取りを頼まれていた」と話したという。

 沿線では、昨年5月から同様の手口の空き巣が300件以上あったが、捜査が本格化した今年4月以降、被害が激減した。県警は日中両国をまたぐこのグループが大半に関与し、被害額は数億円に上る疑いがあるとみて、組織の全容解明を進めている。 Logo3_4 http://www.asahi.com/national/update/1019/NGY200910190016_01.html

 

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