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2009年9月 8日 (火)

流出被害拡大…「ウィニー」より怖い「シェア」(8日)

「シェア」と呼ばれるファイル交換ソフトによる映画の著作権侵害が相次いでいる。8月には京都府警と埼玉県警が、インターネット上に新作映画の映像などを流したとして、それぞれ会社員と無職の男を著作権法違反(公衆送信権の侵害)容疑で逮捕した。

 ファイル交換ソフトといえば「ウィニー」がよく知られるが、シェアのほうがタチが悪いという人もいる。一体どんなソフトなのか。ファイル交換ソフトを使うと、個々のパソコン同士でファイルをやり取りできるようになる。ウィニーもシェアも基本的な仕組みは同じだ。

 だが、日本国際映画著作権協会(JIMCA)の萩野正巳・広報室長は「ウィニーよりシェアのほうが怖い」と言い切る。JIMCAが昨年11月、人気映画「アイアンマン」についてネット上への流出状況を調べたところ、ウィニーによるものが3本だったのに対し、シェアは17本を数えた。ネットワークセキュリティー会社「ネットエージェント」(東京)によれば、シェアが一度に交換できるファイルの容量は、ウィニーの約16倍。このため、映画のように容量の大きなソフトを短時間で交換することが可能という。

 また、ウィニーが一つのファイルをまとまった形でやり取りするのに対し、シェアでは、ファイルが多くの断片に分かれて複数のパソコンに流出するため、最初にファイルを流した人物が特定されにくい。2004年頃から国内を中心に出回り始めたシェアの開発者は不明だが、同社の調査では、現在約16万人が利用している。ウィニーの約30万人には及ばないものの、ウィニーの利用者が減りつつあるのに対し、シェアはじわじわと増えている。同社の杉浦隆幸社長は「ウィニーは開発者が逮捕されるなどして、危ないソフトというイメージが広がったため、シェアに利用者が移っているのでは」と推測する。

 映画のほかにも、音楽、ゲーム、アニメ……。ファイル交換ソフトで流出するソフトの種類は多岐にわたる。コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)などが06年に行った調査では、ウィニーだけでも、わずか6時間に約416万件ものファイル流出が確認された。著作権侵害の被害額に換算すると、約100億円分に上る。では、シェアも含めた被害額は? 「天文学的数字になる」とACCSは頭を抱える。対策は急務だが、特効薬はまだ見つかっていないのが実情のようだ。(河村武志)(2009年9月8日00時12分  読売新聞)Yomiuri_koudoku1_3 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090907-OYT1T01176.htm?from=main6

 

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