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2009年9月20日 (日)

レンタカー事故:北海道で感覚の違いから多発 注意喚起(20日)

道外からの旅行者のレンタカーによる交通事故が道内で増えている。昨年なかった死亡事故が今年は3件発生し、5人が犠牲になった。本州とは地理感覚が違いスピードを出しすぎることなどが原因とみられる。新千歳など道内の空港では、大型連休初日の19日、道警や札幌レンタカー協会らが道外から来てレンタカーを利用する人たちにチラシなどを配って安全運転を呼び掛けた。【木村光則、久野華代】

 8月1日に十勝管内更別村で起きた事故は、和歌山県と兵庫県から、とかち帯広空港に降りた家族4人がレンタカーで、同管内中札内村の花畑牧場などの観光に向かう途中だった。現場は畑に囲まれた見晴らしのいい交差点。なぜか左から迫ってくる車に気付かず衝突した。こうした事故は「十勝型事故」、または「田園型事故」と呼ばれる。日本自動車研究所によると、自分の車に左右から近づいてくる車がほぼ一定のスピードだと、運転手の視野の端で止まったままの状態となることがあり、近づくまで存在に気付かないという。このため、フルスピードで衝突することが多く被害が大きくなる傾向がある。

 7月3日に中札内村の交差点で、栃木県から旅行に来た男性(46)らを乗せたワゴン車と同管内広尾町の男性会社員(62)の乗用車が衝突し、男性会社員が死亡した事故も同様の十勝型だった。道内は広く直線道路も多いため、本州からの旅行者の運転感覚が違ってくるという。道警交通部幹部は「スピードを出し過ぎて標識を見落とし、カーナビに気を取られるケースも多い」と指摘する。また、同7日には稚内市の道道で、岡山県から来た男性(78)のレンタカーが対向車線にはみ出しトレーラーと正面衝突し死亡した。この男性は新千歳空港で車を借り、妻と一緒に道内をドライブしていたという。道警幹部は「広い道内で車で旅行をする場合、時間設定に無理があると急いでスピードを上げたり、長距離の移動で疲れることから居眠り運転などにつながりやすい」と話す。

 レンタカーを利用した道外からの旅行者が絡んだ交通事故死者数は昨年はゼロ、一昨年は1人だった。しかし、今年は既に5人が犠牲になり、人身事故も8月末現在で70件(昨年同期比6件増)、負傷者113人(同21人増)と増えている。道警交通企画課によると、19日に新千歳空港周辺から出発したレンタカー数は計約2000台。札幌レンタカー協会の佐藤譲会長は「各社には、車の貸し出し時にスピードの出し過ぎや脇見運転に気をつけてもらうよう、お客さまに声を掛けてほしいと通達した。無事に帰ってきてくれることが私たちの願い」と話している。Logo_mainichi1 http://mainichi.jp/select/today/news/20090920k0000e040012000c.html

 

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