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2009年9月 5日 (土)

物取り?怨恨? 見えぬ「動機」 東京・太田の資産家女性殺害から1週間(5日)

東京都大田区の不動産賃貸業、瓜生(うりゅう)スエさん(84)が自宅で殺害された事件は、瓜生さんが駐車場を経営するなど資産家だったことから物取りによる犯行を軸に捜査が進められている。一方、土間などに多額の現金が残されるなど、物色を激しく行った形跡がないことから、捜査本部内には人間関係のトラブルによる犯行との見方もでている。物取りか、怨恨(えんこん)か。5日で事件発覚から1週間。動機の絞り込みは難航している。

 ■資産家  捜査本部によると、8月29日朝、木造平屋の自宅の和室で、腐敗が進む瓜生さんの遺体を近くの親戚(しんせき)女性(58)が見つけた。上半身が裸で、敷布団から遺体の一部が出る形でうつぶせになり、足に掛け布団がかかっていた。首にシーツ地のような布が巻かれており、司法解剖の結果、首を圧迫したことによる窒息死とみられる。首の後で布が交差し、背中に圧迫したような跡があることから、背後から首を絞められた疑いがある。瓜生さんは右手指数本を首の布の内側に入れた状態で見つかっており、布をほどこうと抵抗した様子がうかがえる。一方で首の骨が折れてなく犯人が非力だった可能性もあるという。

 瓜生さん方は普段、内側からつっかい棒を使って閉めていたが、遺体発見時、勝手口のつっかい棒は外れていた。このため、捜査本部は犯人が勝手口から侵入した可能性が高いとみる。28日の朝刊が取り込まれていなかったことから、事件は27日夜ごろに起きたとみられている。瓜生さんは隣接する駐車場などを所有し、賃貸収入で生活する資産家。かつて1億円近い相続税を払っており資産総額は数億円にのぼるとみられる。今年に入って数百万円を盗まれたと親戚に相談しており、捜査本部は物取りによる犯行を視野に入れる。

 ■怨恨? 「物取りにしては、物色が浅い(物色の形跡が少ない)」。複数の捜査幹部は口をそろえる。遺体が見つかった和室のタンスからは引き出し3段が抜き出され、畳の上に重ねられていた。だが、土間や隣接する部屋からは小物入れなどに入った現金数百万円が見つかった。空の小物入れもあったが、すぐ近くの小物入れに金が入っているため、犯人が抜き取った可能性は低いという。また敷地内の鍵がついた物置からは、2千万円を超える現金が見つかった。

 捜査本部は凶器の布は瓜生さん方にあったとみており、ある捜査員は「物色の途中に被害者に気付かれ、その場にあった布でとっさに首を絞めて殺害、逃走したのでは」との見方を示す。だが殺害後も物色を続けなかった理由が釈然としない。一方、土間など出入り口周辺の現金が手つかずだったことを重視し、「怨恨、トラブルから殺害した可能性もある」と指摘する捜査員も。ただ、その場合、なぜ犯人は凶器を事前に用意せず、室内にあった布で殺害したのか疑問が残る。口論の末に殺害したとしても、土足で上がり込んだことや、瓜生さんの上半身が裸だったことの説明がつかない。

 難航する動機の解明。捜査本部は凶器の布をDNA鑑定しており、犯人の特定を進めている。Banner_logo_051_7 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/298444/

 

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