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2009年8月31日 (月)

「政権交代」向け始動、民主党本部の警備強化(31日)

衆院選で308議席を獲得するという歴史的な大勝から一夜明けた31日、鳩山民主党が政権党に向けて動き始めた。

 「見てて下さい」。報道陣に自信ありげに語った鳩山由紀夫代表には、早朝から大勢の報道陣が張り付き、同党本部の警備態勢も強化された。一方、落選した自民前議員の秘書たちが早くも引っ越しの準備を始め、「政権交代」の現実が容赦なく浮き彫りになった。

 31日午前9時40分すぎ、東京・田園調布の自宅を出てきた鳩山さんは、紺のスーツに金色のストライプのネクタイ姿。永田町の民主党本部に到着した時には、「見てて下さい」とほほ笑みを浮かべ、さっそうとした足取りで役員室へ向かった。

 党本部には、同党幹部らが次々に到着。前夜、東京・六本木の開票センターで候補者のボードに赤いバラを付ける担当だった平野博文さん(大阪11区で当選)は、笑顔の鳩山代表とは対照的に硬い表情を崩さず中に入った。党職員の一人も「(大勝の)予想もあったし、いつもとほとんど変わらない月曜日」と落ち着いた様子だった。

 党本部前は警視庁の警備車両が止まり、十数人の警察官が周囲を警戒するなどピリピリとした雰囲気。選挙の前夜から警備態勢が強化され、周辺の交差点にも機動隊員が重点的に配備された。今月8日に鹿児島県内で行われた民主党集会で国旗を切り張りして作った党旗が掲げられたことに反発する動きもあり、同庁幹部は「選挙結果に敏感に反応する勢力に対処できるよう、手厚い態勢を敷いた。政権移行期を混乱させないよう警戒する」と話していた。

 一方、衆院の議員会館では引っ越しが始まっていた。「小泉チルドレン」の一人で、前回衆院選では比例復活で初当選を果たした熊本1区の木原稔さん(40)の事務所は午前8時半ごろ、女性スタッフと手伝いの学生2人が冊子や書類をひもでまとめたり、段ボールに入れたりして次々と部屋の外へ。「議員は地元の対応が大変で、数日は上京できない」と女性スタッフ。ゴミ類をまとめた段ボールの中には、木原さんのポスターも丸めて入っていた。

 他の「小泉チルドレン」の事務所でも、男性秘書が「今後の(自分の)身の振り方は、ゆっくり考えます」と淡々と話した。

 大物議員の事務所も、沈んだムードに包まれた。北海道11区の前財務・金融相の中川昭一さん(56)の事務所では、午前9時ごろから女性秘書が片づけをスタート。この女性秘書は「衆院事務局からは、2、3日の間に退去するよう言われている。一郎先生(昭一氏の父の故・中川一郎氏)の時代からこの部屋を使わせてもらっているので、膨大な資料や荷物を何とかしないと……」とため息をついた。

 この日、議員会館には早朝から引っ越し業者が出入りし、粛々と引っ越し作業が進められた。衆院事務局は「明確なリミットはないが、落選議員には速やかに出てもらえるようお願いしている」としている。(2009年8月31日12時39分  読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090831-OYT1T00857.htm?from=main3Yomiuri_koudoku1_2

 

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