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2009年8月 8日 (土)

ネットで偽ブランド品急増 利便性悪用、摘発難しく(8日)

インターネットで「格安」をうたい、偽ブランド品を違法販売する事件が急増している。オークションサイトは無数にあり、一度に大勢の人が閲覧できるといった利便性が悪用されているが、“ネットの闇”に潜む犯人の摘発は難しいのが実情だ。

 「在庫をこんなに抱え、犯人は大損だろうな」。三重県警は5月、携帯電話のサイトで仏ブランド「ルイ・ヴィトン」のコピー商品を売っていたとされるグループを摘発した。コピー商品の保管場所に使っていた同県伊勢市と大阪市内の倉庫やマンションを家宅捜索すると、商品の詰まった段ボール箱が山と積まれていた。しかし“期待”は裏切られる。売上帳簿を調べると、既に5万2千点を売却し、2億8千万円を稼いでいたことが判明した。押収した在庫は4万点以上に上り、全国でも最大規模の事件となった。

 三重県警によると、グループは伊勢市内に拠点を置き、30歳代の男3人が主導していた。大阪の韓国人から中国製を中心としたコピー商品を仕入れ、携帯電話専用のオークションサイトに財布や鍵ケースなどを4千~6千円の安価で出品。代引き郵便で配送していた。さらに3人は販売と保管を手伝う協力者を雇って複数のチームに分割。ツケで商品を売り渡し、競争心をあおっていた。県警幹部は「偽ブランド品がネットに出回るようになったのは5年ほど前で、比較的新しい手口」と語る。一度に広範囲の客を相手にでき、大量の商品をさばけるため急速に広まった。

 警察庁によると、従来、コピー商品は店舗での販売が主流だったが、現在はネット販売が店舗販売に匹敵する。全国のネット販売の摘発件数は、2004年が41件だったが、08年が2・5倍の104件。今回の事件の主犯格は06年にやはり偽ブランド品事件で逮捕されたが、その時は店舗販売をしていた。ネットの利便性だけが急増の要因ではない。コピー商品の対策を担当している経済産業省模倣品対策・通商室は「ネットだと偽物を売っている実態をつかんでも販売者の特定に時間がかかる」と捜査の難しさを指摘する。

 コピー商品が出品されるのはオークションサイトが大半だが、最高額で入札した参加者が購入できる通常の競りとは異なる。同室は「販売者側があらかじめ価格を示し、早い者勝ちで購入者を決めることが多い」と話す。そのため商品がネット上に掲載される時間が短く、犯人側にとっては“足”が付きにくい利点がある。

 商品の保管場所も人目に付きにくいマンションなどを使う場合が多い。捜査関係者によると、今回の事件のグループは捜査を逃れるため保管場所を複数に分けたり、途中で変えたりしていた。県警などは、偽物を売られた購入者が泣き寝入りせず、相談や情報提供することが摘発につながると呼び掛けている。模倣品対策・通商室は、サイト管理者にコピー商品の監視強化を求める水際作戦を展開している。だが、捜査関係者は「ヤフーなど大手は締め出しが進んでいるが、監視のコストを考えると小規模なサイトでは難しい」と限界も指摘する。(中日新聞)Head_logo1 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009080890150826.html

 

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