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2009年8月22日 (土)

震度4なのに「6弱」 震度計、全国26台で不正確(22日)

気象庁は21日、同庁が全国に設置した627台の震度計のうち、26台が正確な震度を計測できないとして、震度情報の発表を取りやめると明らかにした。設置場所が不適切で、実際の震度とは1~2程度の誤差が生じるものもあった。このほかの177台も震度が正確でない可能性があり、調査を続ける。

 震度計は全国に4200カ所設置されており、震度情報は地震発生時の初動態勢をとる上で最も重要な情報となる。気象庁のほか防災科学技術研究所と各自治体が設置している。昨年7月の岩手県沿岸北部地震で、同県が設置した洋野(ひろの)町の震度計が誤った最大震度を観測したため、気象庁が全国の震度計を緊急調査している。

 問題を受け、気象庁は震度計の設置基準を厳格化しており、今回の調査で26の震度計が基準を満たしていないことがわかったという。

 同庁によると、震度を正確に測定できない主な理由は四つ。最も多かったのは、揺れが大きくなるがけの端など不適切な環境に設置されていたもので、12台あった。

 このうち静岡県熱海市網代の震度計は、震度4の地震でも6弱と観測する可能性があった。また東京都八丈島の震度計は、13日に発生した地震で最大震度5弱を観測したが、同島内の他の3台の震度計はすべて震度4だった。

 二つ目は、震度計を置く台が十分な深さに埋められていないため、震度が大きくなる可能性があるもので、7台。三つ目は強い岩盤の上なので震度が小さく観測されるもので、3台。このほか、震度計の下に空間ができていたり、設置台に大きなひびが入っていたりして震度が実際より大きく観測される可能性があるものもあった。

問題の26地点のうち、周囲に震度計がなくて防災上問題が大きい6カ所は臨時の震度計を設置した。5地点は近くに震度計があるため廃止する。一方、21地点は今年度末までに適切な場所に震度計を新設する計画で、それまで震度の観測ができなくなるという。(神崎卓征)

 ◇ 【震度が過大に観測される可能性のある地点】岩手県二戸市、一関市、栃木県日光市、足利市、群馬県沼田市、東京都国分寺市、八丈町、長野県飯田市、静岡市葵区、静岡県熱海市、富士宮市、愛知県田原市、福井県高浜町、滋賀県近江八幡市、三重県松阪市、和歌山県新宮市、鳥取県岩美町、岡山県真庭市、広島県北広島町、山口県下関市、大分県佐伯市、熊本県人吉市、宮崎県小林市

 【震度が過小に観測される可能性のある地点】岩手県雫石町、宮城県松島町、長野県筑北村 http://www.asahi.com/national/update/0822/TKY200908210496_01.htmlLogo3

 

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