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2009年8月21日 (金)

警察庁長官「芸能界から薬物一掃」(21日)

女優の酒井法子(のりこ)容疑者(38)や俳優の押尾(おしお)学(まなぶ)容疑者(31)ら芸能人が薬物事件で相次ぎ逮捕される中、警察庁が20日まとめた今年上半期(1~6月)の薬物情勢によると、全国の警察が押収した覚醒(かくせい)剤の量は、262.7キロと、前年同期に比べ約 6.4倍の大幅増となったことが分かった。警察庁の安藤隆春(たかはる)長官は20日の記者会見で、「芸能界関係者は薬物事犯を一掃するよう、再発防止に真剣に取り組んでもらいたい」と苦言を呈した。

 安藤長官は会見で、「芸能人は映像などを通じて身近な存在であり、彼らによる薬物事犯は、特に青少年に対する悪影響が懸念される。関係者は社会的影響力の大きさを強く意識してほしい」と指摘。その上で、「芸能界から薬物を一掃する取り組みが社会全体の薬物乱用の防止を推進する力になると思う」と述べた。今後、警視庁などが芸能プロダクションなどに再発防止を働きかける方針という。

 昨年に続いて今年も、覚醒剤事件で酒井、押尾両容疑者のほか、作詞家、元五輪体操選手らの逮捕が続いた。また、酒井容疑者はこれまでの供述を翻し「昨年夏以前にも覚醒剤を使用した」と述べていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 警察庁によると、覚醒剤の上半期押収量は、粉末が 262.5キロ、錠剤が1030錠( 173.0グラム)の計 262.7キロ。上半期の押収量は2004年以降減少傾向だったが、6年ぶりに 200キロを超えた。全体の検挙人数は5384人で13.1%減ったが、密輸事件による押収量が 170.9キロと昨年同期の約11.4倍に増えたことが押収量全体を押し上げた。覚醒剤の末端価格はピークだった昨夏以降、 0.1グラム当たり1万円前後と下落傾向が続いていることから、「押収にもかかわらず、実際の供給量は増えているのではないか」と警察庁では警戒を強めている。

 ■大麻検挙21%増

 一方、乱用のすそ野が急速に広まっている大麻は、検挙者数が前年同期比で21.3%増の1446人、件数も13.4%増の1907件と、いずれも上半期で過去最高となった。年齢別検挙件数では、覚醒剤は30代(37%)が最多で、40代(27%)、20代(21%)の順だったのに対して、大麻は20代(56%)、30代(26%)、40代(8%)、20歳未満(7%)と続いた。また、覚醒剤で摘発された者のうち、暴力団員の割合は51.6%だが、大麻は27.8%でしかなく、一般の特に若者が興味本位で大麻に手を出している実態が浮き彫りになった。Banner_logo_051_4 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/292160/

 

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