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2009年8月27日 (木)

「女優の保身」見え隠れ 酒井容疑者「完落ち」 28日所持罪で起訴(27日)

Crm0908062248031s11 女優の酒井法子(のりこ)容疑者(38)が覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で、東京地検は勾留(こうりゅう)期限の28日に酒井容疑者を所持罪で起訴する方針を固めた。使用罪についても起訴する方向で捜査を継続するとみられる。当初、覚醒(かくせい)剤の使用時期や“空白の6日間”について多くを語らなかった酒井容疑者だが、逮捕から10日を経過したころから動機などを詳細に語り出すようになった。供述の変遷からは女優としての“保身”も見え隠れする。

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記事本文の続き■矛盾だらけ

 「使った後の残りだが、また使うために持っていた」。東京・南青山の酒井容疑者の自宅マンションから見つかった約0.008グラムの覚醒剤。当初はごく微量であったことから、「所持」についての起訴は困難と指摘する声もあったが、酒井容疑者は最近になってこう供述。地検は自宅から見つかった大量のストローという物証に加え、使用目的での所持に関する供述が得られたことで起訴の方針を固めた。

 だが、逮捕当初の供述は全く違っていた。「覚醒剤があったか覚えがありませんが、あったとすれば間違いありません」。開き直りともとれる供述に、捜査幹部も「容疑を認めているとは言い難い」と指摘するほどだった。

 覚醒剤の使用時期や頻度についても「昨年夏ごろ夫に勧められ、数回あぶったりパイプで吸ったりした」。先に逮捕された高相(たかそう)祐一容疑者(41)=所持、使用の罪で起訴、所持容疑で再逮捕=が、「妻とは数回で済まないぐらいやった」「4、5年ぐらい前に妻に勧めた」と供述し、夫婦で供述が食い違う“泥仕合”を展開していた。

 1つの事件で捜査当局に許される取り調べ時間は、勾留が決定されてから最大で20日間。後半の10日間で供述が変化したことは何を意味するのか。

 「取り調べでは最初の10日間で言い分を聞きながら資料や証拠を集める。その後、資料や証拠をぶつけていく。供述が変遷することは不思議なことではない」と元関東信越厚生局麻薬取締部捜査1課長の小林潔氏は指摘する。今回の場合、酒井容疑者の言い分を聞いた後、高相容疑者との供述の矛盾点を突いていったとみるのが自然だ。

■「4年前から」

 こうした捜査当局の“戦術”に観念したのか、最近の酒井容疑者の供述は大きく変わった。「昨夏以前にも使った」「4年前から何度も吸っていた」と常習的な使用ともとれる供述をしているほか、「夫に勧められ気持ちが良くなり、仕事の疲れも飛んだ」と覚醒剤に手を染めた動機も語った。さらに、高相容疑者の逮捕直後に失踪した6日間については、当初の「夫の逮捕で動転した」から、「覚醒剤を抜くための逃走だった」と全容を話しだすようになってきた。

 小林氏は「酒井容疑者の社会的な立場を考えれば、当初『起訴されたくない』と保身を考えたと推測される。取調官もその点は熟知しており、時間をかけて落としていったのだろう」とみている。Banner_logo_051 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/294373/

 

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