警視庁管内体感治安レベル2
首都東京の体感治安(15、16日)
(単位・レベル)
【治安解説】 警視庁によると7月に入って都内で発生した振り込め詐欺の被害額が2400万円にのぼり、6月の3倍以上に増えているという=テレビ朝日
月間を設けて銀行の店頭に警察官を配置したり、対策班を設置して分析を加えた裏付けに伴う捜査体勢を強化するなどで、振り込め詐欺の被害は今年に入り、減少傾向を見せていた警視庁。5月には平成17年以来、発生、被害額とも最小の数字を記録していた。
それが、7月に入り、状況が一転して増加傾向になったという。なかでも、オレオレ詐欺が増加。被害額の3分の2を占めた。
一方、朝日新聞によると、兵庫県などの豪雨被災地では義捐金名目の詐欺未遂事件が起きており、兵庫県警は注意を呼びかけているという。火事場泥棒のようなけしからん話しだが、こんな事案は、未遂でも逮捕することが抑止に繋がるもので、この際、「捜査経済上の問題」などは除外視して、是非、当局には「1件の未遂も見逃さない」という精神で取り締まってほしいものである。
ところで、都内の「オレオレ詐欺」だが、手間がかかるが、例えば、老人福祉や介護関係者、民生委員、場合によっては消防署など全ての行政とタイアップして被害年齢層の全家庭を個別に直接訪問するなど徹底した防止策を講じてはいかがでしょうか。たしか、警察官OBが老人宅を訪問していたと聞くが、やはり各機関が合同で対処したほうが効果が出ると思うのだが…「日本列島振り込め詐欺」は、15日の3件のみ。http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/cat20778300/index.html
東京・葛飾区で16日未明、路上のごみなどが相次いで燃える不審火があった。周辺では8月に入り、同様の不審火が10件近く相次いでいるという。本日は新聞休刊日。報道が体感治安に与える影響は少ない。1日も早い解決を期待して、都内の体感治安は「レベル2(ブルー) 」の現状とする。
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