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2009年7月24日 (金)

★千葉の殺人・連れ去り 連携・見極め…重い課題(24日)

連れ去られていた豊田智美さん(22)は無事保護されて最悪の事態は回避できたが、仲田敬行容疑者(28)は直前にも智美さんを連れ回したりストーカー行為をするなど、今回の事件につながる予兆があったことも事実だ。「最大の努力は払ってきたのだが…」。捜査関係者は、事件を防ぎきれなかった悔しさをにじませた。

 「ストーカー行為をされて困ってるんです」「刃物で脅されるんです」 事件前の今月4日から1週間にわたって仲田容疑者に車で各地を連れ回された後、10日に愛知県警豊田署に保護された智美さん。翌11日に姉を伴って千葉県警千葉北署へ相談に訪れた智美さんは、署員にこう話していた。

 出会い系サイトを通じて知り合った智美さんが、一時同棲(どうせい)生活を送っていた仲田容疑者の元を離れて千葉市内の実家に戻ったのは6月中旬。原因は仲田容疑者の暴力だった。捜査関係者によると、智美さんが保護された後、事情聴取を受けるために豊田署を訪れた仲田容疑者の車内には、智美さんを脅すために使ったとみられるナイフが置かれていたが、その時点での銃刀法違反容疑などでの立件は見送られたという。

 愛知県警は仲田容疑者から「智美さんに二度とかかわらない」という念書を取り、千葉県警でも夜間のパトロールを強化した。千葉県警はさらに、ストーカー行為に対する警告のため仲田容疑者と接触しようとしたものの発見には至らず、智美さんに「団地から離れて親類の所へ身を寄せなさい」とアドバイス。その上で、事件前日の17日にGPS(衛星利用測位システム)の付いた緊急通報装置を渡していたが、この装置は自宅に残されたままだった。 「智美さんは終始、仲田容疑者の逮捕を望んでいなかったから…」

 愛知、千葉両県警ともに仲田容疑者の危険性は把握しつつ、いずれも強制捜査などの対応を取らなかった理由について、千葉県警幹部はこう説明する。しかし、事件前の連れ去り騒ぎについて、ある捜査関係者は「本来は事件に発展するかどうかを見極めるのが捜査員としての経験であり捜査技術だ」と愛知県警の対応に疑問を呈する。

 識者はどう考えるのか。「両県警とも責められるほどの落ち度はない」と話すのは事件や犯罪に詳しいジャーナリストの大谷昭宏さん。「被害者が望まないまま逮捕しても、現状ではその後の公判は維持できない。ナイフを持っていても、その後、仲直りすれば『警察は余計なお世話』となる。これがストーカー事件の難しさだ」

 一方で大谷さんは「問題は、ストーカー被害に対する各県警の対応がバラバラなこと」と指摘。「警察庁は各警察に対し、被害者が逮捕を望まなくても逮捕できるケースなどの基準を示すべきだ。また国民には『ちゃんと手続きを踏まないと警察は対応できない』ということを伝えなければならない」と話している。Banner_logo_051_5http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/281612/

【ブロガーコメント】

Nisshou4「逮捕を望まなくても逮捕できる基準を作れ」?「恋愛感情が伴う」という前提があり、「感情」がからんでくるからひとつの基準をつくるのは無理なんです。法律の執行の細則みたいな通達はかなり出ており、あとは運用の問題で差があるんです。別れたい男がいて「ストーカーだ」と訴えれば逮捕していいんですか?こんなのが5万とあるのです。評論は誰でもできます。

 

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