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2009年7月23日 (木)

曽我さん拉致、綿密に計画…実行犯の女工作員が勤務シフト把握(23日)

北朝鮮による曽我ひとみさん(50)拉致事件の実行犯として、国外移送目的略取と国外移送の疑いで国際手配されている北の女工作員、通称キム・ミョンスク容疑者は、当時、准看護師だった曽我さんの勤務シフトを完全に把握した上で犯行におよんでいたことが22日、政府関係者への取材で分かった。曽我さんは事前に完全に調べ上げられた上で、拉致対象に選ばれていたことになる。警察当局は曽我さんの地元、新潟・佐渡に北の協力者がいたとみて調べている。

 警察当局の調べによると、曽我さんは昭和53年8月12日夜、新潟・佐渡の真野町(当時)の自宅から約400メートル離れた雑貨店で、母のミヨシさん=拉致当時(46)=と買い物をした帰りに拉致され、工作船で北朝鮮に連れ去られた。ミヨシさんも一緒に拉致されたとされるが、北朝鮮側は「入国していない」と否定している。

 曽我さんは帰国後、政府関係者の聴取に対し、「3人組の男に口をふさがれて袋に入れられた後、船で北朝鮮へ連れ去られた」と証言していたが、北朝鮮・清津(チョンジン)に到着後、キム容疑者が曽我さんに「あなたが土曜日の夕方に帰宅し、日曜日の午後に病院に戻る勤務シフトで働いていることを知っていた」と話していたことが新たに判明した。

 また、曽我さんがキム容疑者に「佐渡のどのあたりに隠れていたのか」と尋ねると、キム容疑者は「サワダの海の方にいた」と答えたという。曽我さんは政府の係官に「拉致されたのは偶然ではない。計画されたものだ」と話しているといい、拉致は犯行グループの綿密な計画と連携によって行われた疑いが濃厚になった。

 警察当局によると、キム容疑者は朝鮮労働党の工作機関「対外情報調査部」に所属。当時40~50歳。身長は150センチぐらいだった。曽我さんらの拉致にはキム容疑者のほかに3人の男が関与していたとみられるが、清津に到着したときには、男は2人しかいなかったという。もう1人の男は日本語を話していたといい、この男が国内の協力者だった可能性もある。曽我さんは政府の係官に「佐渡は方言がきついこともあり、よそ者が入ってきて長期間待機することは考えられない」と指摘、「地元の協力者だったはず」との見方を示したという。

 北朝鮮側は日本人拉致を認めた平成14年10月、曽我さんの拉致について、「(日本人の)現地請負業者が拉致してきた」と説明していた。警察当局は、曽我さんの証言を精査し、キム容疑者の配下にいた日本人協力者の割り出しを進める。Banner_logo_051 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/281014/

 

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