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2009年7月29日 (水)

ひったくりワースト1返上見えた 大阪府警が集中摘発(29日)

不況のあおりで全国的にひったくりが急増するなか、大阪府警が封じ込め策として常習犯の集中摘発を進めた結果、今年1~6月で前年に比べ30人増の151人を逮捕、発生件数を前年並みに押さえ込んでいることが29日、分かった。1人のひったくり犯を逮捕するために、ヘリコプターを投入した大掛かりな「追跡作戦」も展開する徹底ぶり。ひったくり発生件数が33年連続全国ワースト1という不名誉な記録の返上も、射程圏内に入ってきた。

 警察庁のまとめによると、ひったくりの認知件数は平成14年に5万2919件と過去最悪を記録。その後は徐々に減少し、昨年は1万9145件になっていたが、今年1~6月は前年同期比14・8%増の1万189件と、大幅に上回るペースで増加している。

 このうち、東京都は54・0%増の1289件、神奈川県が78・8%増の1373件と、首都圏で被害が急増。立正大の小宮信夫教授(犯罪社会学)は「ひったくりは特別な技術や工具も不要で、手っ取り早く金を得ようとしているのではないか。昨年秋のリーマン・ショック以降の経済情勢の悪化で、失業者が増加しているのも背景にあるのでは」と指摘している。

 一方、大阪府は依然全国一の多発地域でありながらも、昨年の認知件数は3562件とピーク時の12年(1万973件)の約3分の1に減少。今年1~6月の発生件数は、2・3%増の1767件にとどまっている。

 府警犯罪対策室は「自転車の前カゴに付ける防犯カバーの無料配布といった啓発活動に加えて、常習が疑われる容疑者を相次いで検挙していることが大きい」と分析。特に白バイや府警航空隊のヘリコプターの機動力を生かした発生時の初動捜査が成果をあげているという。

 東大阪市では6月3日、女性がミニバイクに追い抜きざまにカバンをひったくられる事件が発生。現場上空に急行したヘリが、大東市内の橋からカバンを捨てる不審な男を発見、追跡すると、東大阪市内のショッピングセンターに入ったため、捜査員ら十数人が店を包囲。店から出てきた男(23)の所持品から別のひったくり事件の被害品が見つかり、窃盗容疑で逮捕した。男は「ほかにも50件ぐらいやった」と供述したという。

 6月29日には、淀川区で、帰宅途中の女性の手提げバッグをひったくった男(34)を窃盗容疑で逮捕。男は4月以降に東淀川、淀川両区で計57件発生したひったくりへの関与が疑われているという。府警は「ひったくりは同じ地域で連続発生することが多い。常習犯という発生の根を元から絶つことが、結果として発生を減らすことにつながる」としている。Banner_logo_051_9 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/283671/

 

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