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2009年7月21日 (火)

女性連れ去り 事件前に「ストーカー行為」相談(21日)

千葉市花見川区の団地で店員、豊田愛子さん(61)が殺害された事件で、千葉県警は20日、千葉北署に捜査本部を設置。豊田さんに対する殺人の疑いで、住所不定、職業不詳、仲田敬行(ひろゆき)容疑者(28)の逮捕状を取り、全国に指名手配した。仲田容疑者については、豊田さんの次女、智美さん(22)を連れ去った逮捕監禁の疑いで逮捕状が出されていた。捜査本部によると、仲田容疑者は智美さんの元交際相手で、智美さんは事件前、「仲田容疑者にストーカー行為をされている」と同署に相談。今月初めにも連れ回しの被害を受けるなどしたため、事件前日には、同署が居場所が分かるGPS(衛星利用測位システム)機能付きの緊急通報装置を智美さんに渡していたという。

 捜査本部では、仲田容疑者が豊田さんを殺害し、直後に銀色のトヨタカムリで智美さんを連れ去ったとみている。一方、団地近くの駐車場の林からは、殺害に使われたとみられる血の付いた刃渡り21センチの刃物が発見されている。

 県警は智美さんについても、2年ほど前に撮影された顔写真と特徴を公開した。智美さんは、身長152センチでやせ形。髪はショートカットでやや茶色という。情報提供は千葉北署(電)043(286)0110へ。

 ■止まらぬ暴走…捜査のカベも 智美さんはストーカー被害を県警に相談していたが、悲劇は防げなかった。なぜ“ストーカーの暴走”を止められないのか。捜査関係者からは「捜査の難しさ」を指摘する声も上がる。

 千葉北署捜査本部の調べによると、仲田容疑者は7月4日に団地から智美さんを連れ出し、車で山梨や静岡県などを1週間にわたって連れ回した。智美さんは10日、愛知県豊田市のコンビニエンスストアから110番し、愛知県警に保護された。

 智美さんは翌11日、千葉北署を訪れて「嫌がらせメールが来る」などと相談。同署は被害届を出すように勧めたが、智美さんは出さなかったという。同署は「団地から離れた方がいい」とアドバイスし、周辺の見回りを強化した。しかし、ストーカー行為は止まらなかった。仲田容疑者は14日に警察官を名乗って姉のところに電話をかけ、智美さんの居場所を聞き出そうとしたため、姉が再び相談。同署はストーカー規制法違反容疑で捜査を開始していた。捜査本部によると、愛子さん殺害後、仲田容疑者の車は群馬県館林市内で目撃され、東北方面に逃走した可能性があるとみているという。

 こうしたストーカー行為が発端となった悲劇は絶えることがない。2000(平成12)年には埼玉県桶川市で、ストーカー被害を受けていた女子大生=当時(21)=が殺害された事件をきっかけに、2000年11月に「ストーカー規制法」が成立。行為に対し罰則が設けられたほか、警察や都道府県公安委員会が「警告」や「禁止命令」を出せるようになった。

 しかし、法施行後も、殺害に至る事件は無くならない。昨年9月には岡山市で、女性会社員=当時(24)=の頭を殴り、海中に投げ落とし水死させたとして、殺人容疑で当時24歳の無職の男が逮捕された。女性は殺害前、「男からのメールや電話がしつこい」と、県警に訴えていた。警視庁幹部は「慎重に相談を取り扱って、警告を出すなどしているが、いつ、どのような形で事件になるか見極めるのは簡単ではない」と指摘している。ある北関東の県警幹部は「(ストーカー対策を担当する)生活安全課の警察官が数人しかいない警察署もあり、きめ細かいフォローが行き渡らない面もある」と本音を吐露している。http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/crime/280158/

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