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2009年6月29日 (月)

「出会い系」同士、会員メルアド流用 幹部ら証言(29日)

複数の出会い系サイト運営会社が、メールアドレスなどの会員情報を互いに流用していたことが、朝日新聞が入手した内部資料や運営会社幹部らの証言でわかった。東京のコンピューターシステム開発会社を通じて、別のサイトの会員を勝手に会員登録する形で実行。こうした手口は「コンバート」と呼ばれ、流用された会員情報は今年3月までの半年間だけでも延べ100万人以上にのぼるという。

 このシステム会社は「カピバラシステム」(東京都渋谷区)。同社は、「着メロ」「ゲーム」などの一般サイトの会員情報を「注入」と呼ばれる手口で出会い系サイト運営会社に横流ししていたことがすでに判明している。運営会社は、注入やコンバートで得たアドレスに一方的にメールを送りつけており、相手の同意を得ない宣伝メールの送信などを禁じた特定電子メール法違反の疑いがある。

 運営会社幹部や内部資料によると、カピ社は運営会社と回線で結んだホストコンピューターを所有し、各サイトの情報を一元管理していた。カピ社は、コンバートを希望する運営会社のサイト内に、別のサイトの会員を新たな会員として自動登録していた。カピ社のシステムを使っていた運営会社は20社以上あり、昨年秋以降だけでも、それぞれ毎月数万人の会員情報を他のサイトからコンバートで得ていたという。

 このうち、出会い系サイト「Blue―I」(ブルー・アイ)の運営会社「オピニオン」(同世田谷区)は昨年12月~今年3月の4カ月間で、それぞれ別の運営会社が開設する三つの出会い系サイトとの間で数日おきにメールアドレスや性別、年齢など計約14万人分の会員情報を互いに流用していた。オピ社は、こうして得たアドレスに交際を求めるメールを大量に送信。このうち同期間で143人がポイントを購入し、会員として定着したという。

ある運営会社幹部は「サイトごとに会員の男女比や年齢層が少しずつ違う。コンバートでターゲットの対象を広げ、売り上げを伸ばすのが狙いだ」と話す。別の運営会社幹部は「会員として定着する数%を探し出すために、一般サイトやコンバートからとにかく会員情報をかき集め、メールを打ちまくる」と打ち明けた。

 カピバラシステムとオピニオンの実質的責任者は、いずれも28日までに朝日新聞の取材に応じていない。(後藤太輔、村上英樹) Logo3 http://www.asahi.com/national/update/0629/OSK200906280118_01.html

 

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