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2009年5月11日 (月)

北朝鮮:米国人記者拘束は計画的か 秘密警察が国境待機(11日)

 【北京・西岡省二】中朝国境地帯で取材中の米国人記者2人が北朝鮮側に拘束された事件で、北朝鮮の秘密警察「国家安全保衛部」が事前に国境付近に待機し、記者を拘束していたことが分かった。北京の複数の北朝鮮消息筋が中国当局の証言をもとに、毎日新聞に明らかにした。案内役の中国朝鮮族ガイドは中国当局に対し、北朝鮮側の協力者であることを認めているという。消息筋は「北朝鮮側の計画的拘束」との見方を強めている。

 韓国の有力紙、朝鮮日報(電子版)によると、記者2人を含む米国の取材陣3人とガイドの計4人は3月17日午前6時ごろ、中朝国境の図們江(朝鮮語名・豆満江)沿いに到着。凍結していた川の上を移動しながら周囲を撮影していたところ、監視していた北朝鮮側国境警備隊の兵士に拘束された。韓国側では「行き過ぎた取材活動が原因」との見方が示されていた。だが、中国当局などが詳細に調査すると、実際に記者を拘束したのは、北朝鮮でスパイや反体制派の摘発を任務とする国家安全保衛部の部員だった。現場付近には同部員と兵士を合わせて5人が待機していた。北朝鮮の国境には通常、兵士2人が約100メートル間隔で配置され、1人は固定の場所、別の1人は巡回警備に当たっている。

 記者2人は拘束された後、約5日後に平壌へ送られた。北朝鮮の貿易関係者は「国境地帯には通常、『米国籍』を特定できる兵士はいない。人定した上で平壌に連れて行くには半月かかる」と毎日新聞に証言。北朝鮮消息筋は「北朝鮮側は事前に記者の渡航情報を入手し、協力者に国境付近に誘導させた可能性が高い」と指摘する。米国との直接交渉を望む北朝鮮には、米国人記者の拘束を何らかの政治的取引の「カード」として使う狙いがあるとみられている。Logo_mainichi1 http://mainichi.jp/select/today/news/20090511k0000m030112000c.html

 

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